よく使用しているデータの場所

パソコンで使用しているデータというのは ある程度決まったものが多いといえます。

使用する頻度の高いデータというのは、決まったフォルダに保存されていたり、データ出力、エクスポート機能が付いていることがほとんどです。

ここではデータ移行やバックアップをするにあたって、おさえておきたいポイントについて紹介しています。

ユーザーフォルダ

まず、ユーザーフォルダというものが最も重要になります。このフォルダの中にドキュメントをはじめたとした 主要なデータが入っています。

ユーザーフォルダデスクトップにアイコンが表示されていることがあります。


このフォルダは、Cドライブ→ユーザー→アカウント名のところにあります。コピーして このフォルダごとバックアップすることもできます。

このユーザーフォルダを開いて必要なフォルダだけバックアップするということもあります。

一般的で頻度の高いデータ

データ移行やバックアップ時に抑えておきたい基本的なデータには、お気に入り、ドキュメント、デスクトップ、メールアカウント、アドレス帳、メール送受信データがあります。

このうち、お気に入り、ドキュメント、デスクトップは ユーザーフォルダ内にあります。

お気に入り

お気に入りお気に入りは、ブラウザの機能ですが登録したURLは決まったところに保存されます。


ブラウザには、Microsoft Edge、Internet Explorer、Google Chrome、Firefoxなどがありますが、ユーザーフォルダ内のお気に入りには IEのURLのみが入ります。

それ以外のブラウザは、ブラウザのエクスポート機能を使うか、HTMLファイルが保存されているフォルダをコピーするのいずれかになります。

一般的に、IEを使用することは少なくなっているのため、ブラウザのエクスポート機能を使うことになります。フォルダそのものは階層の深いところにあるため、コピーするのはパソコンが起動しない場合などに限られます。

マイドキュメント

ドキュメントドキュメントは有名なフォルダです。Windows 10ではドキュメントになります。

作成している文書や表などをドキュメントに保存することは非常に多くなっています。


ソフトウェアをインストールすると、データの保存先として、ドキュメント内に特定のフォルダが作成され、そこにデータが入っていくこともあります。例えば筆まめ、筆ぐるめ、会計ソフト、ゲームデータなどです。

そのため、データ移行やバックアップの際は ドキュメントは最もおさえておきたいフォルダということになります。

デスクトップ

デスクトップデスクトップには いろいろなファイルやフォルダがおかれています。

これらのデータはすべて、デスクトップという専用のフォルダがあり そこに入っています。

つまり、デスクトップというフォルダに入っているデータが、デスクトップ上に表示されているということです。

そのため、デスクトップ上のデータをすべてバックアップしたり、コピーしたいというときは、デスクトップ上のファイルやフォルダをコピーするのではなく、デスクトップという専用のフォルダを1つおさえておけばいいということになります。

メールアカウント

メールアカウントは主にパソコン買い替え時のデータ移行の際にバックアップをとります。

メールアカウントのファイルには、詳細設定も書き込まれています。このファイルがあれば、新しいパソコンでメールアカウントを再設定しなくてもいいというメリットがあります。

有名なところでは XPのOutolook Expressや、VistaのWindowsメール、XP・Vista・7・8で使用できる Windows Live Mailがあります。いずれもメールアカウントのファイルの拡張子は .iafです。

互換性はあり、Outlook ExpressからWindows Live Mailへインポートすることもできます。

メールアカウントの設定ファイルは、決まったフォルダに保存されているというわけではなく、メールソフトを起動してエクスポートすることで取り出すことができます。

ただOfficeのOutlookというメールソフトには、エクスポート機能はありません。パソコン買い替え時などは 再設定が必要になります。

アドレス帳

メールアカウントと同じく ある程度の互換性はあるためデータを移行させることができます。

特によく行われるのが Outlook ExpressからWindows Live Mailへの移行です。

Outlook Expressのアドレス帳は、Adress bookという専用のフォルダの中に .wabという拡張子で 1つのファイルとして保存されています。

このフォルダをとっておけば、Windows Live Mailへの移行はスムーズに行うことができます。

メール送受信データ

蓄積している過去のメールデータも移行するいうこともあります。

このメールデータも 例えば Outlook Expressなら Outlook Expressという専用のフォルダに保存されています。

このフォルダをとっておけば、パソコン買い替え時などでもWindows Live Mailへの移行はスムーズに行うことができます。

またメールアカウントやアドレス帳と同じく メールソフトを起動させてエクスポート機能を使用することもできます。

他のデータ

上記以外にもいくつかデータの保存場所となっているところはあります。確認しておきたいポイントです。

Dドライブ

マイコンピューターを開くと CドライブやDドライブがあり、ハードディスクが論理的に分割されていることもあります。

Cドライブにデータが入らなかった、あるいはDドライブが空いていたという理由で、Dドライブにデータを入れているということもあります。主に作成したデータなどです。

パブリックフォルダ

XPでは共有ドキュメントといわれていたフォルダです。Vistaや7以降のOSではパブリックフォルダといいます。

一般的にはあまり使われることはないのですが、会社や事業所などで他のパソコンとネットワークで繋いでデータをやりとりするためにデータを入れているということもあります。

また、業務用のプリンターや複合機では、スキャンした画像や受信したFAXの画像などを保存する場所が、デフォルトでパブリックフォルダに設定されているということもあります。

このフォルダは、Cドライブ→ユーザー→パブリックにあります。

事業所などで使用しているパソコンでは、確認しておいたほうがよい場所になります。

Cドライブ直下

コンピューターのCドライブを開いてそこに並んでいるフォルダを Cドライブ直下のフォルダ、ルートドライブフォルダなどといいます。

ここにデータが入るということはあまりないのですが、ユーザー自身でフォルダを作成し そこにデータを入れているということはあります。

作成したデータをどこにおいておくか迷い、とりあえず Cドライブ直下に適当にデータをおいているということが多いようです。

データを移行させる際は、念のため確認しておいたほうがいい場所になります。