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HDD データ消去 Darik’s Boot And Nuke

パソコンの廃棄・処分、譲渡などの際に、配慮すべき点はHDDに入っているデータです。パソコンで使用していたすべてのデータは、ハードディスクに入っています。

なので、パソコンの廃棄・処分、譲渡の際は、パソコンからハードディスクを取り外して自分で所有しておくか、ソフトを使用してハードディスク内のデータを消去するかどちらかになってきます。

今回は、HDDのデータを消去することができるフリーソフト Darik’s Boot And Nukeを紹介します。略称: DBAN。Darik’s Boot And Nukeは、ダリクズ ブート アンド ヌクと読むようです。

ダウンロード

Darik’s Boot And Nukeは、起動ディスクを作成し使用します。ISOイメージのダウンロードは下記から。最新バージョンは、現時点で2.2.6。
Darik’s Boot And Nuke
ダウンロード

ダウンロードしたファイルは、ライティングソフトでイメージファイルとしてライティングし、起動ディスクを作成します。容量は10MBほどなのでダウンロード・起動ディスク作成は簡単にできます。(下記画像アイコンの絵柄はパソコンによって異なります)

イメージファイル

使い方

パソコン電源投入後、CD起動を選択し起動ディスクを入れ、Darik’s Boot And Nukeを起動します。下記画面でEnterキー。

Darik's Boot And Nuke

Darik’s Boot And Nukeのメイン画面。赤枠に現在認識されているハードディスク。緑枠にOption項目(データ消去の方法など)。

ハードディスク

操作はすべてキーボードで行います。

  • J→上へ
  • K→下へ
  • スペース→選択
  • F10→データ消去スタート

Option項目を扱わず、データ消去を開始する際は、ハードディスクを選択し、スペースキー。選択するとハードディスクの左にwipeと表示されます。

wipe

F10を押すと、データ消去が始まります。作業はそこそこ時間がかかります。Option項目を扱わず、デフォルト設定で40GBのハードディスクに対して約2時間。パソコンの性能・スペックにもよると思います。進捗状況がパーセントで表示されます。

データ消去

データ消去作業が終わったら、自動的に下記画面になります。成功したらDBAN succeededと表示されます。開始した時間と終わった時間も表示されます。電源を切り作業は終わりです。

Succeeded

Option項目

デフォルト設定でもデータ消去は問題なく可能ですが、Option項目(データ消去の方法など)を変更することで、さらに完全なデータ消去を行うことができます。

  • Entropy: Linux Kernel (ここは関係ありません)
  • PRNG: Mersene Twister (mt19937ar-cok)
  • Method: DtoD Short
  • Verify: Last Pass
  • Rounds: 1

各項目の内容は下記の通り。

  • PRNG: 消去アルゴリズムや消去に使用する乱数生成アルゴリズム
  • Method: 消去方式
  • Verify: データが完全に消去されたかどうかの確認作業(ベリファイ)
  • Rounds: 上記項目で選択して行うデータ消去の繰り返し回数

オプション設定は、キーボードで操作します。メイン画面下部にも表示されています。

  • P→PRNG
  • M→Method
  • V→Verify
  • R→Rounds

PRNG (擬似乱数生成アルゴリズム)

デフォルトでは、Mersenne Twister。Pキー後、スペースキーで選択。

  • Mersenne Twister
  • ISSAC

Method (データ消去方式)

デフォルトは、DoD Short。Gutmann WipeやDoD 5220.22-Mほどデータ消去は強固になりますが、時間がかかります。Mキー後、スペースキーで選択。

  • Quick Erase→ クイック消去。「0×00」の1パス。上書き回数1回
  • RCMP TSSIT OPS-II→カナダ王室山岳警察方式。乱数の値を変えて8パス
  • DoD Short→米国国防総省方式の簡易版。3パス
  • DoD 5220.22-M→米国国防総省方式。7パス
  • Gutmann Wipe→Gutmann (グートマン)方式で35パス
  • PRNG Stream→PRNGストリーム方式。乱数で1パス

Verify (確認作業・検証・ベリファイ)

デフォルトは、Verify Last Pass。Vキー後、スペースキーで選択。

  • Verification Off→検証なし
  • Verify Last Pass→パスの最後に検証
  • Verify All Passes→すべてのパスで検証

Rounds (回数)

デフォルトでは1回。上記で選択したデータ消去のアルゴリズム・方式・ベリファイ回数を1セット。Rキー後に数値を入力します。

旧バージョン 1.0.7

Darik’s Boot And Nukeには旧バージョンがあります。操作方法は同じです。
Darik’s Boot And Nuke 全バージョン一覧

まれに、最新のバージョンで起動させようとしてもパソコンによってはDarik’s Boot And Nukeが起動しないことがあります。

そうしたときに、旧バージョン 1.0.7を使用するといいかと思います。海外のフォーラムでも、最新バージョン(バージョン2系)では起動できないパソコンがあることが確認されていて、バージョン1.0.7の使用で回避できると紹介されています。

また、旧バージョン 1.0.7のは特徴があります。それはハードディスクのパ-ティション別にデータの消去が可能という点です。Cドライブはそのままで、Dドライブだけ消去という感じです。バージョン2系ではHDDの表示されていませんが、1.0.7では下記のように表示されます。

パーティション

私が実際に確認したところでは、拡張パーティションは、Darik’s Boot And Nukeでのパーティションの番号が余計に振られるという感じがします。正確なところはわかりませんが、下記のように2と5で番号が割り当てられているのは、いずれも拡張パーティションのDドライブでした。プライマリパーティションは、1,2や1,2,3などパーティション1つにつき、番号が1つですが、拡張パーティションでは2,5など2つ割り当てられるようです。なのでこの場合、拡張パーティションのDドライブは2,5を選択という形でOKでした。(あくまで私の推測なので、使用の際は自己責任でお願いします。

番号




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