VB100 award 2010年4月結果

VB100 (Virus Bulletin 100% award) とは、コンピューターウイルスに関して世界的に権威のある第三者機関、イギリスのVirus Bulletin社により与えられる賞で、 最新の「ワイルドリスト」に登録されているウイルスを100%検出し、かつ誤検知が全くない製品にのみ与えられます。

VB100で使用されるワイルドリストは、AV-TestやAV Comparativesのように何十万というウイルスではなく、現在感染が報告されている主流のウイルスが数百種類といわれています。

現在主流のウイルスに100パーセント対応し、かつ誤検出が0パーセントかどうかが検査されるので、非常に現実的なテスト結果を見ることができるのではないかと思います。

このVB100ですが、2010年4月にWindows XPにおけるテストを行い、その結果を公開したようなのでレポートしたいと思います。

VB100の結果を直接見たい方は、Virus Bulletinでユーザー登録すると毎回テスト結果が閲覧できるようになっています。ユーザー登録は無料です。ログイン後、Latest Comparativeなどにいくと最新のテスト結果を見れます。他に過去の受賞暦も見れます。
Virus Bulletin

VB100は、2,3ヶ月に1度 対象OSを変えてウイルステストをしていますが、今回はWindows XPということもあり、参加するメーカーが非常に多かったようです。(ちなみに2009年12月にWindows 7でのテストが行われています。)

2010年4月結果

日本で主に使用されているウイルスソフトに関していうと、今回のテストではほとんど合格しています。

PASS
Alwil (avast! free antivirus)
AVG (Internet Security Network Edition)
Avira (AntiVir Professional)
Avira (AntiVir Personal)
ESET (NOD32 Antivirus)
F-Secure (Client Security)
G DATA (Antivirus 2010)
K7 (Total Security)
Kaspersky (Anti-Virus 2010)
Kingsoft (Internet Security 2010 Standard Edition)
McAfee (VirusScan Enterprise)
McAfee (Total Protection)
Rising (Internet Security 2010)
Symantec (Norton Antivirus)

FAIL
Microsoft Security Essentials・・・1 wildlist miss
Nifty (Security 24)・・・1 wildlist miss

カッコ内は使用されている実際のソフトです。メーカーによっては一般的に使用されているものと多少異なるものもありますが・・・例えばMcafeeやK7(ソースネクスト)など。開発元は同じなのでそれほど気にすることはなさそうです。
Trend Micro(ウイルスバスター)は、VB100には不参加が続いています。

VB100

なおこの賞を受賞すると、製品にVB100 awardのロゴマークを使用することができます。

直近5回のテスト

参考までに、今回のテストも含め直近の5回のテスト(2009年8月から2010年4月)で、4回以上参加してすべて合格しているメーカー(ウイルスソフト)は下記の通りです。

5回すべてに参加し、5回とも合格
Alwil (avast! free antivirus)
ESET (NOD32 Antivirus)

4回参加し、4回とも合格
AVG (Internet Security Network Edition)
F-Secure (Client Security)
G DATA (Antivirus 2010)
McAfee (VirusScan Enterprise)






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