Acronis True Image 11を使用したHDDコピー・クローンディスク作成

Acronis True Image 11を使用したHDDコピーの方法を解説したいと思います。Acronisのバージョンは現在 2010ですが操作方法は似ているので、他バージョンでも参考になるかと思います。

HDDコピーとは、HDD交換などの際に行います。現在の内蔵HDDを、そっくりそのまま新しいHDDにコピーすることです。クローンディスク作成ともいいます。

HDDコピー・クローンディスク作成により、今のWindows・プログラム・データを新しいHDDに移行し使用することができます。HDD交換により、容量が増える、パフォーマンスが向上するなどのメリットがあります。

今回使用する、新しいHDDはIDE 80GB。

HDD

HDDコピーを行うパソコンはNECのLavieです。内蔵のHDDは40GBです。新しいHDDをUSB接続でつなぎます。内蔵ハードディスクのUSB接続を参考にしてください。

NEC Lavie

マイコンピュータ→右クリック→管理でHDDを確認できます。ディスク 0のところに内蔵の40GBのHDD。Cドライブ、Dドライブ、リカバリー領域もあります。ディスク 2のところにUSB接続している新しいHDD。購入直後はフォーマットされていないので、このように未割り当てと表示されます。

管理

Acronis 操作方法

今回は40GB→80GB。かつWindows・プログラム・データも全て保持し、リカバリー領域もコピーしてみたいと思います。Acronis True Image 11を起動します。

Acronis

Acronis True Image 11の起動画面。ディスクユーティリティを選択して次へ。

起動

ディスクのクローン作成ウィザードへようこそと表示されます。次へ

ウィザード

クローン方法を自動か手動で選択します。自動にした場合、HDDコピーは簡単ですがCドライブ、Dドライブなどの容量変更はできません。単純に新しいHDDにあわせてパーティションがCドライブ、Dドライブ、リカバリー領域などの比率を保持したままコピーされます。今回はCドライブ、Dドライブを均等分割し、リカバリー領域を新しいHDDでも使用できるように手動を選択します。

手動

オリジナルハードディスクがどちらか聞いてきます。移行元のハードディスクです。ここは40GBのパソコン内蔵のハードディスクになります。選択して次へ。

オリジナルハードディスク

次にターゲットハードディスクを聞いてきます。移行先のハードディスクです。USB接続している80GBの新しいHDDです。選択して次へ。

ターゲットハードディスク

オリジナルハードディスクへの処理を聞いてきます。HDDコピー後どうするかです。特に指定がなければ、パーティションとデータの保持を選択します。クローンディスク作成後はデータが残っているのでバックアップディスクとして使用できます。

パーティションとデータの保持

移行方法を聞いてきます。手動を選択して次へ。

移行方法

レイアウトの確認画面が出ます。このままコピーしてもOKですが、Cドライブ、Dドライブ、リカバリー領域を適切に調整します。レイアウトの変更にチェックを入れて、次へ。

レイアウトの確認

基本的に領域を減らすパーティションから扱うといいかと思います。リカバリー領域から減らします。NEC-RESTOREとあるところです。選択して次へ。

リカバリー領域

ここではオリジナルハードディスクと同じ 6.519GBに調整します。このリカバリー領域のコピーは、小さすぎてしまったり大きすぎるとリカバリー領域がうまく動作しないということがあります。つまり新しいHDDでHDDリカバリーができないなどのエラーが出ます。メーカーによっても異なってきますが、オリジナルハードディスクで確保されているリカバリー領域と全く同じにするか、近い値を選択するかしたほうがいいかと思います。マウスカーソルを当て操作できます。

操作

6.519GBに調整できました。うまく調整できないときは、数値を直接入力するところで直接調整します。

調整

この画面に戻ります。そのまま次へ。

そのまま次へ

次にCドライブを変更します。Cドライブを選択して次へ。

Cドライブ

CドライブとDドライブを均等にするため、Cドライブを約34GBに変更しました。

変更

この画面に戻ります。そのまま次へ。

次へ

最後にDドライブを変更します。未割り当てをDドライブにあてます。

Dドライブ

マウスでスライドさせるだけでDドライブを拡張できます。

拡張

この画面になります。修正する場合は次へボタン。パーティション変更が問題なければ、レイアウトの変更を行うのチェックを外し、次へボタン。Cドライブ、Dドライブを均等にし、リカバリー領域を移行元のハードディスクと同じ容量にしています。

パーティション

確認画面です。実行をクリック。

実行

メッセージに従い再起動させます。

再起動

再起動後、HDDコピーが始まります。

コピー

HDDの容量、パーティション変更の有無、データの量、パソコンのスペックなどによってHDDコピーの時間は異なります。30分以上はみておいたほうがいいでしょう。Press ani key to shut down your computer・・・と出たらおわりです。何かキーを押すとパソコンがシャットダウンします。

シャットダウン

HDDコピー後

元々内蔵されていたハードディスクとコピーしたハードディスクを交換します。交換方法はパソコンのメーカー、機種により異なります。

ハードディスク交換

Windos起動後、マイコンピュータ→管理にてパーティションを確認するとパーティション領域変更などが成功していることが分かります。

パーティション領域

リカバリー領域が機能しているかどうかは、リカバリーCD・DVDの作成、DtoDリカバリーを行うことで分かります。

スタート→プログラムからリカバリーディスク作成。

プログラム

リカバリーCD・DVDの作成は問題なく可能です。

リカバリーディスク作成

DtoDリカバリー(ハードディスクリカバリー)も可能です。

DtoDリカバリー

HDD交換前と交換後の比較

交換前。40GB、4200RPM(回転数)。

交換前

交換後。80GB、5400RPM。HDD交換によりパフォーマンス・レスポンスはかなり向上します。古いパソコンほど速度の向上は目に見えて分かります。

交換後

補足

今回、NECのLavieのパソコンでHDDコピーを行いましたが、Acronis True Imageを使用するとデータを保持したまま新しいHDDにコピーが可能であり、HDDの容量が増える場合でもパーティション比率の変更、リカバリー領域のコピーなど柔軟に対応できます。

応用として、例えばHDDが壊れてWindowsが起動しない場合、リカバリーできない(Cドライブに不良セクタがありリカバリーできない)場合でも、Acronis True Imageでリカバリー領域だけぬきだし、DtoDリカバリーを行うということも不可能ではありません。リカバリーディスクを紛失した、リカバリーディスクを作成していなかったときなどに有効です。






“Acronis True Image 11を使用したHDDコピー・クローンディスク作成” への3件のフィードバック

  1. 寺田 より:

    趣旨違いの質問ですが、ご存じならば教示下さい。

    1.トラブル状況 
    (1)バックアップは完了して「*****.tib」ファイルは出来たのですが、このファイルのアイコンが白紙の絵になります。

    (2)「IconCashe」を書き換えても改善出来ません。

    2.質問事項
    (1)どのような(Win7,IE10)設定修正をしたら良いでしょうか? 「サービス項目」でしょうか?  最悪、ディレクトリー修正でもかまいません。

    3.参考
    (1)自作機、M/B:MSI 型番記憶無し Win7 Ultimate
    (2)アスロン64X2  2.8GHZぐらい(?) 
    (3)メモリー 4GB×2本 
    (4)HDD2台  500GB×2台 

        以上 

  2. admin より:

    tibファイルの容量がきちんと認識されていたら ファイルそのものは存在しているのではと思います。

    どちらかというと Windowsのアイコン表示の問題であるような気がします。しばらくすると勝手に直るかもしれません。

  3. 匿名 より:

    ソフトのバージョンを前のものにしたらtibファイルアイコン白紙化は解決しました

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