グラフィックボード 掃除・クリーニング

グラフィックボード(ビデオカード)は、パソコンパーツではCPUとCPUクーラーの関係に似ています。

グラフィックボードは内部にGPU(グラフィックスチップ)が内蔵されていてここで画面描画などの処理が行われています。GPUはグラフィックボードのファンの下に隠れています。GPUはCPUと同じく発熱が大きく、最近のパソコンパーツの中ではCPUより消費電力・発熱が大きくなっています。

よってCPUと同じく排熱の問題は気を付けておくべきことになります。

CPUは熱暴走で電源が落ちるなどの予兆があるのですが、グラフィックボードは電源が落ちるというのはあまりなく、どんなに発熱が高くてもかなり限界まで稼動します。壊れるまで動作し続けるという傾向です。

その結果ファンの回転数が上がり続け、音がうるさくなったり、高温で使用し続けた結果、FANの故障、GPU(グラフィックスチップ)やVRAM(ビデオメモリー)、コンデンサなどの故障につながり、ある日突然画面表示されない、起動しない、縦線・縞模様が出るなどの症状が出ます。



実際のクリーニング

今回はグラフィックボードを簡単に掃除・クリーニングしてみたので紹介しています。自作パソコンの内部。グラフィックボードはMSI 7600GT。

グラフィックボード

グラフィックボードのFAN側。埃がいろんなところに付着しています。まだまだ軽微なほうではあります。たまにキノコが生えたようになっているグラフィックボードもあるのです。

FAN側

グラフィックボードの裏側。基板上にうっすらと埃が積もっている感じです。

裏側

グラフィックボードを固定しているネジを外します。

ネジ

スロットの爪に注意です。マザーボードのメーカーによって爪のあるなしは異なります。爪を確認しながらグラフィックボードを引き出します。素手でもOKですが、静電気防止の白手袋を使用するといいかと思います。

スロットの爪

取り出したグラフィックボード。

取り出したグラフィックボード

仕組みはCPUと似ていて、GPUの上にヒートシンク(金属)、その上にFANという感じです。FANの風でヒートシンクに伝わった熱を逃がすわけです。

ヒートシンク

「風の流れ」を作るというのが大事です。ヒートシンクに埃が付着しているのでとります。マイナスドライバー、綿棒、エアダスターなどを使用します。

風の流れ

グラフィックボードを取り出すと、こうした作業ができます。かなりきれいになりました。これでFANの風がヒートシンクを抜けて行きます。

クリーニング

ファンは綿棒などで掃除します。

FAN

なかなかきれいになりました。

クリーニング後

裏側。

専用のブラシを使用すると、グラフィックボードにダメージを与えることなくクリーニングできます。

ブラシ

ピカピカになります。

グラフィックボードを取り付けの際、トラブル防止のためスロット部分もきれいにしました。

スロット部分

ほんの10分ぐらいの作業ですが、グラフィックボードのクリーニングを行うことでピカピカにすることができました。

グラフィックボードの掃除・クリーニングは、下記のような効果があるといわれています。パソコン内部のクリーニングと同時に行うと効果的です。

  • 負荷時・アイドリング時ともにGPU温度が下がる。
  • パソコン内部の温度を全体的に下げる。
  • GPUからの熱を効果的に排熱する。
  • FANの音が静かになる。
  • GPU、VRAM(ビデオメモリー)の熱による故障率を下げる。
  • FANの回転数が正常化するため、省電力化、ファンの故障率を下げる。

パソコン内部をクリーニングする時に使用するブラシ。やわらかい素材で、PC内部の静電気やホコリを除去してくれます。このブラシを使用するとホコリが勝手に吸い付いてくるような感じなので、パソコンや基盤を傷つけずクリーニングできます。

ELECOM コンパクトブラシ KBR-007BK

パソコンケースやパーツに付着している頑固な汚れをかなり強力に落としてくれます。BUFFALO OAティッシュ 超強力 ウエットタイプ。

グラフィックボードのFANやヒートシンクなどを手が届きにくいところをキレイにしたい時に便利です。






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