AFTか非AFTか?
AFTとは、アドバンスド・フォーマット・テクノロジーの略でハードディスクの物理セクタのサイズを大きくした技術のことで、2011年以降、AFTが採用されたハードディスクが増えつつあります。
AFTを採用することにより、ハードディスクのプラッタの容量を増やし、エラー訂正の精度を高めることができるため、各ハードディスクメーカーは今後AFTのハードディスクを主流に生産していくといわれています。
Windows Vista,Windows 7ではOS側でAFTに対応しているため、AFTのハードディスクを使用しても問題ありませんが、Windows XPではOS側でAFTに未対応のため、AFTのハードディスクの交換・増設では注意が必要です。
XPでAFTのハードディスクが使用できないわけではありませんが、本来のハードディスクのパフォーマンスが引き出せない、ハードディスクの読み書き速度が思ったように出ないということもあります。
AFTやアライメント調整についてはこちらを参考にされてください。
このページでは、現在発売されているハードディスクを中心に、AFTと非AFTのハードディスクが分かるように分類をしています。ノートパソコンの2.5インチ ハードディスクは5400回転と7200回転のどちらか分かるように記載しています。
掲載している情報は、メーカーサイト、パソコンショップでの情報を参考にしています。間違い等もあるかもしれませんのでご注意ぐださい。
Hitachi (HGST)製のハードディスクは、下から4番目のアルファベットがEならAFT、Aなら非AFTと思われます。
また当サイトで実際に使用してベンチマークを行ったハードディスクは、(ベンチマーク)と記載しています。
3.5インチ AFT ハードディスク
Seagate
- ST250DM000 250GB ※
- ST320DM000 320GB ※
- ST500DM002 500GB ※ (ベンチマーク)
- ST1000DM003 1TB(ベンチマーク)
- ST1500DL003 1.5TB
- ST1500DM003 1.5TB
- ST2000DL003 2TB
- ST2000DM001 2TB
- ST3000DM001 3TB
※印の型番は、4Kと512Kのセクタの2種類で出荷されていることが SeagateのHPで告知されています。
Hitachi (リテール型番)
- 0S03357 4TB
- 0S03361 4TB
- 0S03385 1TB (ベンチマーク)
Hitachi(バルク型番)
- HDS721010DLE630 1TB (ベンチマーク)
- HDS721075DLE630 750GB
- HDS721050DLE630 500GB (ベンチマーク)
- HDS721032DLE630 320GB
- HDS721025DLE630 250GB
WesternDigital
- WD10EARX 1TB (ベンチマーク)
- WD15EARX 1.5TB
- WD20EARX 2TB
- WD10EFRX 1TB
- WD20EFRX 2TB
- WD10EZEX 1TB
- WD10EZRX 1TB
- WD20EZRX 2TB
- WD25EZRX 2.5TB
- WD30EZRX 3TB
- WD5000AZRX 500GB
TOSHIBA
- DT01ACA300 3TB
- DT01ACA200 2TB
- DT01ACA100 1TB
- DT01ACA050 500GB
3.5インチ 非AFT ハードディスク
Seagate
- ST33000651AS 3TB
- ST32000641AS 2TB
- ST31000524A 1TB
- ST3500413AS 500GB (ベンチマーク)
- ST3320413AS 320GB
- ST3500418AS 500GB
- ST31000524AS 1TB (ベンチマーク)
Hitachi (リテール型番)
- 0S02600 500GB (ベンチマーク)
- 0S02601 1TB
- 0S02602 2TB
- 0S03224 2TB
- 0S03191 2TB
- 0S03088 3TB
- 0S03229 3TB
Hitachi (バルク型番)
- HDS723030ALA640
- HDS721050CLA362 500GB (ベンチマーク)
- HDS721010CLA332 1TB
- HDS723015BLA642 1.5TB
- HDS722020ALA330 2TB
- HDS5C3015ALA632 1.5TB
- HDS5C3020ALA632 2TB
- HDS5C3030ALA630 3TB
- HDS723020BLA642 2TB
- HDS723030ALA640 3TB
WesternDigital
WD Caviar Blueシリーズはほぼ非AFTハードディスク。Blackシリーズも一部 非AFT有り。
- WD10EALX 1TB
- WD7500AALX 750GB
- WD5000AAKX 500GB (ベンチマーク)
- WD3200AAKX 320GB
- WD2500AAKX 250GB
- WD10EALS 1TB
- WD6400AAKS 640GB
- WD5000AAKS 500GB (ベンチマーク)
- WD3200AAKS 320GB
- WD2500AAKS 250GB
- WD3200AAJS 320GB
- WD2500AAJS 250GB
- WD1600AAJS 160GB
- WD800AAJS 80GB
- WD5000AAKB 500GB PATA
- WD3200AAJB 320GB PATA
- WD2500AAJB 250GB PATA
- WD1600AAJB 160GB PATA (ベンチマーク)
- WD800AAJB 80GB PATA
- WD5002AALX 500GB
- WD1002FAEX 1TB
- WD2002FAEX 2TB
- WD2002FYYZ 2TB
- WD3000FYYZ 3TB
- WD4000FYYZ 4TB
2.5インチ AFT ハードディスク
Seagate Momentus 5400シリーズ(5400回転)
- ST9750423AS 750GB
- ST320LT022 320GB
- ST250LT020 250GB
- ST160LT015 160GB
Seagate Momentus 7200シリーズ(7200回転)
- ST9750420AS 750GB
- ST9500423AS 500GB
- ST320LT023 320GB
- ST250LT021 250GB
- ST9250412AS 250GB
- ST160LT016 160GB
Seagate Momentus XTシリーズ(7200回転)
- ST750LX003 750GB
Hitachi (リテール型番)
- 0S02598 500GB 5400回転(7mm厚有り)※非AFTの報告有り
- 0S02599 500GB 7200回転(7mm厚有り)※前期出荷は非AFT、後期はAFTの報告有り
- 0S03085 750GB 7200回転
- 0S03509 1TB 5400回転
- 0S03337 750GB 7200回転
Hitachi (バルク型番)
- HTS727575A9E364 750GB 7200回転
- HTS727564A9E364 640GB 7200回転
- HTS727550A9E364 500GB 7200回転
- HTS547575A9E384 750GB 5400回転
- HTS547564A9E384 640GB 5400回転 (ベンチマーク)
- HTS547550A9E384 500GB 5400回転
- HTS545050A7E380 500GB 5400回転
- HTS545032A7E380 320GB 5400回転
- HTS545025A7E380 250GB 5400回転
- HTS541010A9E680 1TB 5400回転
WesternDigital
WD Caviar Blueシリーズで一部 AFTハードディスクがあります。
- WD10TPVT 1TB 5200回転
- WD10JPVT 1TB 5400回転
- WD7500BPVT 750GB 5200回転
- WD6400BPVT 640GB 5200回転 (ベンチマーク)
- WD5000BPVT 500GB 5200回転
- WD7500BPKT 750GB 7200回転
- WD5000BPKT 500GB 7200回転
TOSHIBA
- MQ01ABD100 1TB
- MQ01ABD075 750GB
- MQ01ABD050 500GB
- MQ01ABD032 320GB
2.5インチ 非AFT ハードディスク
Seagate Momentus 5400シリーズ(5400回転)
- ST9640320AS 640GB
- ST9500325AS 500GB
- ST9500325ASG 500GB
- ST9500327AS 500GB
- ST9320325AS 320GB
- ST9250315AS 250GB
- ST9250317AS 250GB
- ST9160314AS 160GB
Seagate Momentus 7200シリーズ(7200回転)
- ST9500420AS 500GB (ベンチマーク)
- ST9500420ASG 500GB
- ST9500421AS 500GB
- ST9500422AS 500GB
- ST9320423AS 320GB
- ST9250410AS 250GB
- ST9250410ASG 250GB
- ST9250411AS 250GB
- ST9160412AS 160GB
Seagate Momentus XTシリーズ(7200回転)
- ST95005620AS 500GB
Hitachi (リテール型番)
- Travelstar 7K750 7200回転
- Travelstar 7K500 7200回転
- Travelstar Z7K320 7200回転
- Travelstar 5K750 5400回転
- Travelstar 5K500.B 5400回転
- Travelstar Z5K500 5400回転
- Travelstar Z5K320 5400回転
Hitachi (バルク型番)
- HTS725050A9A364 7200回転
- HTS725032A9A364 7200回転
- HTS725025A9A364 7200回転
- HTS725016A9A364 7200回転
- HTS725012A9A364 7200回転
- HTS723232A7A364 7200回転
- HTS723225A7A364 7200回転
- HTS723216A7A364 7200回転
- HTS545050B9A300 5400回転
- HTS545040B9A300 5400回転
- HTS545032B9A300 5400回転
- HTS545025B9A300 5400回転
- HTS545016B9A300 5400回転
- HTS545012B9A300 5400回転
- HTS543232A7A384 5400回転
- HTS543225A7A384 5400回転
- HTS543216A7A384 5400回転
WesternDigital
- WD3200BEVT 320GB 5400回転
- WD1600BEKT 160GB 7200回転 (ベンチマーク)
- WD2500BEKT 250GB 7200回転
- WD3200BEKT 320GB 7200回転
- WD5000BEKT 500GB 7200回転
メーカーサイト
AFTか非AFTは、ハードディスク製造メーカーのホームページで調べることもできます。型番やシリーズごとにデータシートが用意されています。WesternDigitalはデータシートにセクタサイズの表記はありません。Hitachiはセクタサイズが「512e」となっている場合、512エミュレーションの意味で4Kセクタを意味しています。
- Seagate 3.5インチ
- Seagate 2.5インチ
- Hitachi 3.5インチ
- Hitachi 2.5インチ
- WesternDigital 3.5インチ
- WesternDigital 2.5インチ
Hitachi (HGST)型番の見方
Hitachiのハードディスクの型番は長くて少し分かりにくいというのがあります。
ただいくつか主要な点を知っておけば、どういうハードディスクか判別しやすくなります。下記の項目はすべて正確とはいえませんが、ほぼ下記のような見方になります。
HDS721010DLE630 (3.5インチのモデル)
- HDS→Hitachi Deskstar Standard model (3.5インチHDD)
- 72→7200回転
- 10→このモデル(7K1000.D)での最大容量が1TB
- 10→このハードディスクの容量が1TB
- D→コードネーム
- L→ハードディスクの高さ 26.1mm(一般的な高さ)
- E→4Kセクタ(512エミュレーション)
- 6→SATA 6Gb/s
- 3→32MBキャッシュ
- 0→(Reservedとありますが現時点では不明です)
HTS547550A9E384 (2.5インチのモデル)
- HTS→Hitachi Travelstar Standard model (2.5インチHDD)
- 54→5400回転
- 10→このモデル(5K750)での最大容量が750GB
- 10→このハードディスクの容量が500GB
- A→コードネーム
- 9→ハードディスクの高さ 9.5mm
- E→4Kセクタ(512エミュレーション)
- 3→SATA 3Gb/s
- 3→8MBキャッシュ
- 0→(暗号化モデルかどうかだと思いますが、現時点では不明です)
市販されているバルク品などで確認しておきたいところは、3.5インチか2.5インチか、回転数、容量、AFTか非AFTか、キャッシュなどです。
AFTマーク
AFTか非AFTかは、ハードディスクのマークで確認するという方法もあります。
目視による確認です。中古品やバルク品ではハードディスクが見えるのでAFTマークがあるかどうか分かります。
ただしまれにAFTマークが付いてなくてAFTのハードディスクということもあります。AFTハードディスクが出始めた頃のハードディスクにしばしば見受けられます。最近のAFTハードディスクではマークが付いていることが一般的です。
ハードディスクに付いているAFTのマーク。
