ミニタワー+Windows 7

自作パソコンは 主に個人利用やゲーム目的という意味が強いのですが、決してそのように用途が限られているわけではありません。

ビジネス用途や事務用で使われることも多く、高い性能を発揮することもできます。

自作パソコンやBTOパソコンで ビジネス用途で使われる場合は主に2通りのパターンがあります。

1つは拡張性を抑えスピード重視の事務用途のパソコン、もうひとつは 高性能なCPUやグラフィックボードを搭載し CAD・設計・デザイン・動画編集などに使用するパソコンです。

自作パソコンは メーカー製パソコンに比べ パフォーマンスが高い傾向があり、メンテナンスもしやすいというメリットがありますので、ビジネス用途でも十分に活用することができます。

今回は 拡張性を抑えたスピード重視のパソコンを自作してみました。

ミニタワーケース、Ivy Bridgeのマザーボード・CPU、Windows 7などを使っています。

テーマ

Windows XPのサポート期限が過ぎたので 新たに Windows 7の導入。

一日8時間~10時間ほど使用する事務用途のパソコン。拡張性は必要ないのでスピード重視のパソコンにしたい。

パーツ紹介

今回使用したパーツです。

使用したパーツ

簡単にそれぞれのパーツの紹介です。

シルバーストーン ミニタワーケースPCケースは、シルバーストーンのPRECISION PS08。ミニタワーケース 。MicroATXのマザーボードで組むことができます。
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Antec プラチナ 450W電源Antecの80PLUSプラチナ認証 450W電源。
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ギガバイト B75M-D3H/AIvy Bridge対応 チップセットB75。ギガバイト B75M-D3H/A。MicroATX。
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CPUCPUは、Intel Pentium G2030。LGA1155ソケット。Ivy Bridge 2コア。
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DDR3-1333メモリーは、CFD Elixer DDR3-1333。4GB×2 合計8GB。
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光学ドライブ光学ドライブは、ASUS製 DVDスーパーマルチドライブ。
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Intel SSDシステムドライブには Intel SSD 530シリーズ 120GB。バルク品。
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Seagate ST1000M003 1TBデータバックアップ用にハードディスクを1台。Seagate ST1000M003 1TB。
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Windows 7OSは Windows 7 Home Premium 64bit。単品購入版。
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主要なパーツは以上です。


組立

ケースのサイドパネルを両方取り外します。付属品はネジ類など。

サイドパネルを外す

ケースに電源を取り付けます。

電源取り付け

ネジ穴を合わせ付属のネジで固定。ネジは電源付属のものかPCケース付属のものいずれかを使います。

電源固定

マザーボードに CPU、CPUクーラー、メモリーを取り付けます。

マザーボードへのデバイスの取り付け

CPUクーラーが正しく取り付けられているかどうかは確認しておきます。

CPUクーラーの確認

PCケースの該当する箇所に PCケース付属のスペーサーを取り付け。マザーボードのネジ穴を確認しながら取り付けるといいでしょう。ここでは6箇所。

スペーサーの取り付け

マザーボード付属のIOパネルをケースに取り付けます。

IOパネルの取り付け

マザーボードをケース内に入れます。CPUクーラーを掴むといいでしょう。

ミニタワーの場合、ミドルタワーのようにケース内が広くありませんので、マザーボードをケース内に入れるときは注意します。ゆっくり傾けながら マザーボードをケースの角や突起にぶつけないように慎重に入れていきます

マザーボードをケース内に入れる

ネジ穴をあわせ 右側のネジから仮留めします。

右側

全体を仮留め後 1箇所づつ留めていきます。

マザーボードの固定

次にフロントパネルからのケーブル類をマザーボードにつなぎます。フロントパネルコネクタ、USB3.0コネクタ、フロントパネルオーディオ。

フロントパネルケーブルの接続

PCケースに内蔵スピーカーが付属していなかったので 別途用意して取り付けました。

内蔵スピーカー

メイン電源とCPU電源(8pin)をつなぎます。

電源をつなぐ

光学ドライブはフロントパネル前方から取り付けます。

フロントパネルを外し 5インチベイのカバーを外します。

フロントパネルの取り外し

光学ドライブを前方から入れて ネジ穴を合わせて固定します。ミリネジです。

光学ドライブ固定

このケースでは SSD(2.5インチドライブ)はケース下部に固定します。

ケース下部

ネジ穴を合わせ ミリネジで固定することができました。

SSDの固定

ハードディスクを 3.5インチベイに取り付けて インチネジで固定します。ミニタワーケースでは メイン電源と干渉しやすくなっているので 一度メイン電源を取り外して作業したほうがいいかもしれません。

ハードディスク固定

光学ドライブ、SSD、ハードディスクなどに電源ケーブルをつなぎます。

電源ケーブルをつなぐ

フロントファンの電源ケーブルをマザーボードのSYS_FANにつなぎました。

フロントファンの接続

光学ドライブ、SSD、ハードディスクとマザーボードのSATAポートと接続します。SSDはSATAⅢにつなぎます。

SATAポートに接続

仮組みは終わりです。配線整理は最後にすることにします。

仮組み終わり

液晶ディスプレイ・マウス・キーボードをつないで 電源を入れます。

特に問題がなければ メーカーロゴが出てくるので Deleteキーで BIOSに入り 各デバイスの状況やBIOS設定を確認します。

BIOS

今回は UEFIモードではなく レガシーモード(MBR方式)でOSをインストールすることにしました。

レガシーモード

一度電源をOFFにして ハードディスクのSATAケーブルを外します。ハードディスクはOSインストール後に増設という形で取り付け可能です。

ハードディスクのSATAケーブルを外す

Windows 7のディスクをセットして インストール作業を開始します。

OSインストール

ウィザードに従いインストールを進めます。

ウィザード

OSインストール後 次はドライバディスクをセットして ドライバのインストールを行います。

ドライバディスクをセット

ドライバインストール中。

ドライバインストール

OSとドライバのインストール後。

OSとドライバインストール後

一度電源をOFFにして ハードディスクの増設を行います。先ほど外していたSATAケーブルを接続します。

ハードディスク増設

Windows起動後に ディスクの管理からフォーマットすればハードディスクが使えるようになります。

最後に配線の整理を行います。

ミニタワーはミドルタワーよりもケース内がせまくなるのですが、空いている空間を活用すれば配線もスムーズにいきます。

使わないケーブルはまとめて 5インチベイのところにおさめます。

空きの5インチベイ

マザーボードやCPUファン、メモリー部分にあたらないように 電源ケーブルをまとめます。

電源ケーブルをまとめる

反対側も確認します。フロントファンのケーブルは短くまとめます。

フロントファンのケーブルをまとめる

だいぶ綺麗にまとまりました。

配線整理終わり

ケースを閉めたら完成です。

完成

電源ON。液晶ディスプレイは21.5インチ、マウス・キーボードは無線です。

ビジネス向けパソコン

反省会

非常に組み立て易いミニタワーケース
シルバーストーン社製ということもありある程度信頼して購入しましたが、予想通り悪い点が見当たらないケースでした。

Antec、シルバーストーン、CoolerMasterは全般的に組み立てやすく ユーザビリティに配慮しているところが随所にうかがえます。

ビジネス用途のパソコンなので 拡張性はそれほど必要ありません。場所もとらないミニタワーケースは使いやすいでしょう。

起動は20秒 性能・スピードは問題なし
現行のマザーボード、CPU、SSDなどを組み合わせれば 廉価版のものでもかなり満足度の高いパソコンを自作することができると思います。

ビジネス用途では主に オフィス、メール、インターネット、写真編集、PDF閲覧・編集などがよく使われるのですが、いずれも快適に操作することができると考えられます。

特に動画編集・3DCADなどの使用がなければ、グラフィックボードを増設する必要はほとんどありません。

ある程度のグラフィック処理は CPUに内蔵のIntel HD グラフィックでも十分です。またマザーボードには HDMI・DVI・VGAなど複数のディスプレイ端子を持っていることがほとんどなので、2画面・3画面のマルチディスプレイもオンボードで行うことができます。

オフィスを使う場合は、Office 2013のパッケージ版を使用するのが最適です。パッケージ版は2PCライセンスで 価格がやや高いというのが難点ではあります。

長時間稼働なら電源には配慮か
会社や事業所で使うとパソコンの稼働時間が長くなる傾向はあります。

電源には少し配慮しておくといいかもしれません。80PLUS認証のプラチナ・シルバー・ゴールドあたりで評価の高いメーカーのものが無難といえます。