中古パーツと流用パーツを活用

今回は主に中古品や古いパソコン・使わなくなったパソコンのパーツを活用して自作してみました。

具体的にいいますと、Windows XPが2014年4月でサポート期限を迎え 基本的には使えなくなっています。

そこで Windows XPで使用していた部品をいくつか流用し、また中古パーツも活用して Windows 7にします。

テーマ

OSのみ 新品で、他はすべて XPのパソコンで使っていたパーツや中古パーツを使う。

主な用途はサブ機。インターネット・メールをはじめそれなりのパワーとスピードがほしい。

ただ予算はできるだけ抑えたい

今まで使用していた自作パソコン

今まで使用していた Windows XPの自作パソコン。

ミドルタワーケースのサイズはミドルタワー。

もともとこのケースは BTOパソコンメーカーでもあるドスパラのゲーミングPC ガリレアで使われていたもの。XPの時にケースのみ中古で見つけ その時から使用していました。


ケース内部ケースのみドスパラですが、内部はすべて自作して使っていました。


LGA775マザーボードは ASUS P5L-MX、CPUは LGA775のCore 2 Duo E6420、メモリー4GB、グラフィックボード HD5670。

マザーボードがとにかく古く、電源交換やケース交換、メモリー増設、グラフィックボード交換などカスタマイズを繰り返してきました。


SSDとHDDシステムドライブにIntel SSD 330シリーズ 120GB、データドライブにHDD 1TB。

SSD交換の効果があったせいか XPのサポート期限まで非常に長く使用できたパソコンです。

流用するパーツ

どのパーツを流用するかというところですが、基本的にスペック的に問題ないと判断したものや、故障していないパーツを使うことにしました。

まずPCケースはそのまま使います。

他に流用するパーツは下記のものです。

電源80PLUS ブロンズ認証 600wの電源ユニット。


流用するSSDとHDDSSDとHDD。交換して使っていたのでまだ十分に使用できます。


グラフィックボード特に性能が高いわけではありませんが、まだまだ使えるパーツです。


光学ドライブとカードリーダーPCケースと光学ドライブ、内蔵カードリーダーもそのまま使用します。光学ドライブはDVDマルチドライブです。

中古パーツ

今回使用したパーツ。
使用したパーツ

それぞれのパーツの簡単な紹介です。

P7P55DマザーボードはLGA1156にしました。ASUS P7P55D。ATXのマザーボード。

購入場所:中古(中古パーツ店)


Core i7 860CPUは LGA1156 Core i7 860。第一世代のCore iシリーズです。

内蔵グラフィック機能はありません。



購入場所:中古(中古パーツ店)


DDR3 メモリーマザーボードが変わるのでメモリーもDDR2からDDR3に変更。メモリーはDDR3-1600 4GB×2

購入場所:中古


Windows 7OSのみ新品のWindows 7を使います。

購入場所:新品(パソコンショップ)


主要なパーツは以上です。


過程

まず旧PCからマザーボード、IOパネル、グラフィックボードを外します。

流用するパーツのみそのまま残します。

具体的には グラフィックボード取り外し→マザーボードからすべてのコネクタの取り外し→ケースからマザーボード取り外しという順です。

マザーボード取り外し

新たに使用するマザボードに CPUとメモリーの取り付け。

箱に入っていたCPUファンは未使用でグリスも付いていたのでそのまま取り付けを行いました。

CPUとメモリーの取り付け

ケースにIOパネルを付けた後 マザーボードを取り付けます。

ミドルタワーには基本的に ATXのマザーボードを取り付けることができます。

マザボード取り付け

ネジ穴を合わせて固定します。

もともと使用していたのは MicroATXでネジ4本なので それをそのまま使い、足りない分は付け足します。

マザボードの固定

マザボードにフロントパネルからのフロントパネルコネクタ、USBケーブル、オーディオケーブルをつなぎます。

BIOSスピーカーは旧PCのものを使いました。

フロントパネルコネクタの接続

次に各パーツに電源ケーブルを繋ぎます。

ここではマザボード、SSD、HDD、光学ドライブになります。

電源ケーブルの接続

マザボードとSSD、光学ドライブをSATAケーブルで繋ぎます。HDDはWindowsのインストール後に接続して増設します。

SATAケーブルはそのまま旧PCのものを使用しました。

SATAケーブルの接続

グラフィックボードの取り付け。スロットカバーがひとつずれるので調整しました。

グラフィックボードの取り付け

マザボードにケースファン用のコネクタが2箇所ありましたので、フロントファン(右)とリアファン(左)をマザーボードに繋ぎました。

ケースファン

ひと通り組み立てたら グラフィックボードにVGAやDVI、HDMIなどで液晶ディスプレイとつなぎます。

液晶ディスプレイの接続

マウス・キーボード(ここでは無線)も繋いで電源ON。

電源ON

中古のマザボードなので 一度BIOSをデフォルト設定にします。

各デバイスの認識状況、ファンの回転、CPU温度などの確認をします。またSATAモードをAHCI、OSインストールを行うため 起動デバイスの順位などを調整します。

BIOSの確認

インストールが始まります。

インストール

もともとXPで使用していたSSDですが、データはバックアップ済みなので、この画面でパーティションを一度削除して新規インストールを行いました。

パーティション削除

インストール後の画面。

インストール後

事前にマザボードメーカー ASUSのサイトで最新のドライバをUSBにダウンロードしておきました。

中古パーツの場合は 添付のディスクがあればそれでインストールすることもできますが、基本的には最新のドライバを使用したほうが適切です。

ここではチップセット、LAN、オーディオ、SATA、BIOS、BIOSアップデートツール(ASUS Update)。またグラフィックボードのドライバも最新のものをダウンロードしています。

ドライバ

マザーボードのドライバインストール後 パソコンを再起動して 次はグラフィックボードのドライバをインストールします。

グラフィックボードのドライバインストール

マザーボードとグラフィックボードのドライバインストール後。

ドライバインストール後

電源を一度OFFにして ハードディスクとマザーボードをSATAケーブルで接続します。

ハードディスクにSATAケーブルを接続

そのままデータディスクとして使用出来ました。XPの時に保存していたデータがそのまま見れます。

必要であればDやEなどドライブレターをコンピュータの管理から調整します。

データディスク

再起動後 次はBIOSのアップデートを行いました。ASUS Updateというツールを使います。

ここでは 0209から2101への更新になります。

BIOSアップデート

再度電源をOFFにして、カードリーダーの接続を行います。

カードリーダーの接続

適度に配線の整理を行います。

配線の整理

ケースを閉めたら完成です。

完成

中古パーツと流用パーツで XPからWindows 7への変更です。

Winodws 7のパソコン

反省会

中古で楽しめるCore i7
新品のCore iシリーズ 特にコアが4つあるCore i7は値段もそれなりにします。

低予算で組みたいというときは どうしても金額はネックとなってしまいます。

ただ最新のCore i7でなくても前世代のCore i7は中古市場にそれなりに出回っており 手軽な価格で購入することもできます。

今回使用したのは LGA1156の初代Core iシリーズですが、旧世代といえどもやはりそれなりの性能があり負荷の高い作業でもパワーとスピードを発揮することができます。

Core i7はやはり 中古でもかなり楽しめる快適なCPUです。

内蔵グラフィック
Core iシリーズからCPUにGPU機能が内蔵されていますが、第一世代の700番台~900番台はグラフィック機能はありません。

これらのCPUに対応したマザーボードというのは 外部ディスプレイ端子が付いていないので グラフィックボードが必要になります。

LGA775のときからもそうですが、一部のマザーボードやCPUによってはGPU機能がない、外部ディスプレイ端子が付いていないこともありますので、事前にマザーボードやCPUの確認はしておいたほうがいいでしょう。

中古パーツの注意点
中古パーツは 性能のわりに安いものや自分が必要としているピンポイントのものを低予算で見つけることができることがあります。

ただ一般的に中古パーツは 保証期間が短く 新品に比べると壊れる可能性は多少高いといえますので どのくらいの期間使用できたらいいのか?どのぐらいの価格なら妥当か?というのをよく判断することが大切です。

またできるだけパーツをきちんと検査している専門のパーツ店で購入するということや保証期間・初期不良対応期間がどれくらいか、付属品が揃っているかどうかなども確認したほうがいいでしょう。

マザーボードなら バックパネルの有無、CPUならCPUファンの有無などです。

ドライバに関しては各パーツメーカーで最新のものをダウンロードできるので ドライバディスクの有無はあまり考える必要はないでしょう。

早めの組み立て・動作確認
前述しましたように 中古パーツは保証期間や初期不良対応期間が短いため 購入したら早めに組み立てて動作確認したほうが無難です。

購入して数ヶ月後とかですと 初期不良や故障がわかっても保証期間が過ぎているので お店で対応してくれることはありません。

動作確認では、購入したパーツに応じたベンチマークテストを行うと多少の負荷ががかるので 正常品かどうか調べやすいといえます。