Core 2 Quadとは?

Core 2 Quad (コアツークアッド)は デュアルコアCPU Core 2 Duoの上位版のCPUです。

Core 2 Quad

Core 2 Duoは、CPUのコアが2つあるCPUでしたが、Core 2 Quadは、コアが4つあるCPUです。Core 2 Duoが2006年、Core 2 Quadは2007年に登場しました。LGA775のCPUソケットでは最後のCPUとなります。

Core 2 Quadの型番や消費電力などについて紹介したいと思います。


型番

Core 2 Quadには型番ごとに性能に違いがあります。Core 2 Duoほど型番は多くありません。

ハイエンドモデル

  • QX6850・・・3.00GHz 1333MHz 4MB×2
  • QX6800・・・2.93GHz 1333MHz 4MB×2
  • QX6700・・・2.66GHz 1066MHz 4MB×2
  • QX9775・・・3.20GHz 1600MHz 6MB×2
  • QX9770・・・3.20GHz 1600MHz 6MB×2
  • QX9650・・・3.00GHz 1066MHz 6MB×2

QX6000シリーズの上位モデルが、QX9000シリーズになります。

ハイエンドモデルは一部の高性能パソコンなどに限られて使用されていたCPUなので一般的にはあまり普及はしていません。

第一世代

  • Q6700・・・2.66GHz 1066MHz 4MB×2
  • Q6600・・・2.40GHz 1066MHz 4MB×2

第二世代(最終世代)

  • Q9650・・・3.00GHz 1333MHz 6MB×2
  • Q9550・・・2.83GHz 1333MHz 6MB×2
  • Q9550S・・・2.83GHz 1333MHz 6MB×2
  • Q9505・・・2.83GHz 1333MHz 3MB×2
  • Q9450・・・2.66GHz 1333MHz 6MB×2
  • Q9400・・・2.66GHz 1333MHz 3MB×2
  • Q9400S・・・2.66GHz 1333MHz 3MB×2
  • Q9300・・・2.50GHz 1333MHz 3MB×2
  • Q8400・・・2.66GHz 1333MHz 2MB×2
  • Q8400S・・・2.66GHz 1333MHz 2MB×2
  • Q8300・・・2.50GHz 1333MHz 2MB×2
  • Q8200・・・2.33GHz 1333MHz 2MB×2
  • Q8200S・・・2.33GHz 1333MHz 2MB×2

FSBは、第一世代が1066MHz、第二世代が1333MHz。2コア×2ダイ=4コアなのでキャッシュも×2になります。

この第一世代、第二世代のものが一般的に広く流通しています。

TDP

消費電力や発熱量を示す値をTDPといいますが、Core 2 QuadのTDPはハイエンドモデル130w~150W、メインストリームモデルでは95w、末尾にSが付いているものが省電力モデルで65wとなります。

第一世代、第二世代のメインストリームモデルでは、パワーがあるCPUにも関わらず TDPが100未満と低くなっています。末尾型番Sの省電力モデルは Core 2 Duoと同じTDP 65Wです。

Q6600のみ105Wと95Wのものがあります。Stepping G0以降が95wです。

性能比較

コア数が4つということもあり、全体的な性能はすべて Core 2 Duo最上位のE8600より性能は上になります。

ハイエンドのQXから始める型番が性能は優れますが、広く使われている第一世代・第二世代ではやはり Q9650Q9550Q9550Sとモデルナンバーの数字の大きい順に性能はいいと考えていいでしょう。

またCore 2 Quadの高クロックなもの(Q9650、Q9550など)は、第一世代 Core iシリーズ、第二世代 Core iシリーズの下位CPU Celeon、Pentiumよりも高い性能を持ちます。

入手方法

Core 2 Quadはすでに生産・販売はしていないので、これから入手する場合は主に中古品ということになります。

有名なところではじゃんぱらやドスパラなど中古パソコンショップなどで探すことができます。

Core 2 Duoに比べると流通量は少なめで、価格も Core2Duoよりやや高めになります。


LGA775 マザーボード

Core 2 Quadが使えるのは CPUソケット LGA775のマザーボードです。

Core 2 Quadは 初期の頃に発売されたLGA775 マザーボード、廉価版のマザーボードには対応していないことが多いですし、そもそも Windows 7のドライバもありません。

比較的後期のマザーボード、新しい世代のチップセットを搭載しているマザーボードになります。

X48X38P45G45Q45G41など多いです。

ただしこの時期のマザーボードは BIOSアップデートが多く、アップデートを行わないと対応しないCPUというのもあり、メーカーサイトで 対応CPUやBIOSバージョンの確認は必要です。

このLGA775のマザーボードは、CPUと同様 主に中古市場で見つけることができます。

ASUSのマザーボードでは P5から始まるものが ほぼLGA775です。

マザーボードによっては ディスプレイ端子のないものもあります。この場合はグラフィックボードが必要です。

Core 2 Quadは、一般的な使用においては性能も悪くないだけに、余っているCPUや中古パーツでパソコンを作るかたも多いようです。Core 2 Duoと同様 ストレージはHDDよりもSSDのほうがお勧めです。

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