Sandy BridgeのCPUを使う

Sandy Bridge(サンディーブリッジ)とは第二世代 Core iシリーズのCPUのことをいいます。

2011年に登場したCPUで、2011年・2012年の主力CPUに踊り出ました。

今までのCPUよりも更に省電力化・高性能化し、CPUに内蔵のグラフィック機能があるのも特徴です。

Sandy Bridgeは、Core i3、i5、i7とがあります。廉価版として Pemtium、Cerelonブランドも用意されています。性能は Core i3<i5<i7の順です。対応するチップセットは、Intel 6シリーズのZ68、P67、H67、H61、Q65、Q67、B65で、CPUソケットはLGA1155になります。後から出たIntel 7シリーズのZ77、Z75、H77、B75とも組み合わせることができます。

同じSandy Bridgeでも型番によって 性能差・価格差は大きいので まずはCPUをどれにするか選び、次にチップセット(マザーボード)を選びます。

今回は Sandy BridgeのCPU、対応したマザーボードを使用してパソコンを自作してみました。

テーマ

低価格なサンデーブリッジ搭載の快速デスクトップパソコン。

ブルーレイディスクを再生できるパソコン、データ保存・バックアップも整えたい、簡単にデジカメ写真を取り込めるようにしたい。

価格を抑えるため、特価品・中古品などを活用。

パーツ紹

今回使用したパーツです。

使用したパーツ

簡単にそれぞれのパーツの紹介です。

ミドルタワーケースPCケースは、Coolermasterのミドルタワーのケース Elite430。ATXやMicroATXのマザーボードで組むことができます。
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電源AeroCool(エアロクール)の80PLUSブロンズ認証の500W電源。
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マザーボードサンデーブリッジ対応 チップセットZ68。ASUS P8Z68-M PRO。MicroATXのマザーボード。
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CPUCPUは、Core i3 2100。2コア4スレッド。
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メモリーメモリーは、マザーボードに合わせDDR3-1600。4GB×2の8GBを2セット 合計16GB。
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光学ドライブ光学ドライブはブルーレイディスクドライブ。Pioneer製。リテール品で付属ソフト有り。
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Intel SSDシステムドライブには Intel SSD 520シリーズ 120GB。
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ハードディスクデータバックアップ用にハードディスクを1台。Seagate ST1000M003 1TB。
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OSOSは Windows 7 Home Premium 64bit DSP版。
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ビデオカードブルーレイディスクを再生するためと動画再生支援やゲームなども考え サファイア製 Radeon HD5670 ミドルレンジのビデオカードを付けることにしました。
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カードリーダーデジカメ写真の取り込みを行うためカードリーダーを付けます。
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主要なパーツは以上です。


組立

今回はPCケースがミドルタワー型です。

これがCoolermaster Elite430の外観。サイドパネルがアクリル製で内部が見れるのが特徴です。

外観

サイドパネルを両方取り外します。

ケース内部

先ずは電源を取り付けます。

電源

マザーボードを準備します。

マザーボード

CPUカバーのレバーを上げます。これがLGA1155ソケット。

LGA1155ソケット

CPUとソケットの切り欠けを合わせてCPUを取り付けます。ここは慎重に行いましょう。

CPU取り付け

CPUを取り付けたらカバーを下ろし、丸い金具の方にカバーをスライドする感じです。丸い金具にカバーを寄せるとソケットカバーが固定される感じになります。

CPUカバー

ソケットカバーのレバーを引っ掛けて固定します。

レバーで固定

LGA1155 サンディーブリッジのIntel純正 プッシュピンタイプのCPUクーラーの取り付けは、従来のLGA775での方法と全く同じです。上から押し込んで固定します。

CPUクーラーの取り付け

メモリースロットの爪を広げます。このマザーボードでは 右半分の爪だけ広げることができました。

メモリースロット

メモリーを取り付けます。

メモリーの取り付け

PCケースの付属品の六角スペーサーをMicroATX用の場所に取り付けます。

六角スペーサー

マザーボードの付属品 IOパネルをPCケースに取り付けます。

IOパネル

マザーボードをPCケースに入れてケース付属のネジなどで固定します。このPCケースでは、六角スペーサーの受け側はミリネジでした。PCケース付属のミリネジで固定します。

マザーボードの取り付け

今回は絶縁ワッシャーも使ってみました。

絶縁ワッシャー

マザーボードの固定が終わったら メイン電源・CPU電源・フロントパネルコネクタ・PCケース付属のBIOSスピーカーを取り付けます。

電源とフロントパネルコネクタの接続

フロントパネルのUSBとオーディオケーブルもつなぎます。

USBとオーディオケーブル

次に光学ドライブです。フロントパネルを開けて金具やカバーを外します。

フロントパネル

光学ドライブを前面から入れていきます。

光学ドライブを入れる

光学ドライブを固定します。

光学ドライブの固定

SSDを準備します。付属品のマウンタにSSDを取り付けます。

SSD

3.5インチベイにSSDを取り付けます。

SSDの取り付け

光学ドライブとSSDに電源・SATAケーブルをつなぎます。マザーボード側にSATAⅢ端子があるのでSSDはここにつなぎます。SATAⅢはすぐに分かるようにマザーボード側の端子が色分けされています。

サンデーブリッジ世代のマザーボードは SATAⅢが増えていて SSDやハードディスクでSATAⅢまで対応のものは マザーボードのSATAⅢの端子に接続することで最大限の速度を引き出すことができます。

SATAⅢ端子

ケースファンを電源に接続。

ケースファンの接続

ビデオカード、ハードディスク、カードリーダーを取り付ける前にここで仮組みを終え OSインストールを行うことにしました。

仮組み

パソコンの電源を入れ、BIOSでCPU、メモリー、SSD、光学ドライブが認識されているかどうか、日付の調整、ファンが回転しているか、起動デバイスの順位の確認などを行います。

BIOSで確認

OSのインストールを行います。

OSインストール

OSインストール後にドライバのインストールを行います。

ドライバインストール

仮組み後 OSインストール・ドライバインストールが終わったら ビデオカード、ハードディスクを増設します。

ビデオカードを準備します。

ビデオカード

PCI-EXPRESSSスロットを確認し、PCケースのPCIスロットカバーを外します。ここでは ビデオカードが2スロット占有です。

PCI-EXPRESSスロット

ビデオカードを増設したら、ディスプレイのケーブルをビデオカードの出力端子につないで電源を入れます。

ビデオカードの増設

OSが起動したら ビデオカードのドライバをインストールします。

ビデオカードドライバのインストール

電源を切って次にハードディスクを増設します。手順はハードディスクの増設の通りです。電源ケーブルとSATAケーブルをつないで BIOSで確認→Windows上でハードディスクのフォーマットを行えば ドライブが追加されます。

ハードディスクの増設

次にカードリーダーを取り付けます。

カードリーダー

光学ドライブと同じく フロントパネルを外してカバーなどを外して 前面からカードリーダーを入れていきます。

カードリーダーを入れる

フロントパネルとの高さやケースとのネジ穴を合わせてカードリーダーを固定します。カードリーダーのケーブルはUSB端子につなぎます。認識されているかどうかは、Windowsを起動させてディスクの管理などで確認します。

カードリーダーの増設

カードリーダーのケーブルはUSB端子につなぎます。認識されているかどうかは、Windowsを起動させてディスクの管理などで確認します。

USB端子

ひと通り組立や増設、インストールが終わって配線の調整を行います。配線がスムーズにまとまるように一度接続しているケーブルを外してルートの変更なども行います。

配線の調整

ケースファンやフロントパネルコネクタ、フロントパネルUSB・オーディオケーブルなどはサイドパネルの反対側の隙間などを活用します。

隙間の活用

PCケース付属のケーブルバンドで電源ケーブルをまとめていきます。

ケーブルをまとめる

マザーボード上の空間からケーブル類を離すイメージです。

マザーボードと離す

ある程度まとまったら終わりです。

ある程度まとめる

サイドパネルを閉めたら完成です。

完成

このケースはサイドパネルから内部の様子が見えます。

サイドパネル

ケース背面。

ケース背面

ケース前面。

ケース前面

電源ON。

電源ON

反省会

CoolerMasterは組み立て易いが・・

やはりCoolerMasterのケースは組み立て易いという印象がありました。

ただし、フロントファンはやや音が目立ちます。静音PCを望む場合は、フロントファンの交換をするといいかもしれません。

USB3.0のケースは予算の都合上あきらめました。マザボードにUSB3.0が付いている(ケース背面)のでそれほど問題ありません。

このケースはマザーボードを固定するスペーサーの受けネジはミリネジです。手持ちのインチネジとかを付けないように注意が必要です。ケース付属のネジを使用します。パーツを固定するネジやBIOSスピーカー、結束ケーブルなどがほぼすべて揃っているので助かります。

80PLUS認証であれば基本的に無難か

電源は初めて使うメーカーのものでしたが、予想以上に静かです。

80PLUS認証のスタンダード以上であれば、電源変換効率が80%以上なので 発熱や静音性、耐久性など期待できます。

電源選びでは 80PLUS認証であれば無難といえるのではないでしょうか。/p>

パソコン自作→HDD増設→カードリーダーの順番が適切か

ところでなぜカードリーダーの増設をHDD増設後にしたかというと、単純にドライブレターが調整しやすいようにという理由です。

カードリーダーを取り付けて OSインストールすると、SSDがCドライブ、光学ドライブがDドライブ、カードリーダーがE、F、G、Hとなったりします。

カードリーダーを後にすれば、SSDがC、光学ドライブがD、HDD増設でHDDがEになります。

ここでHDDをDに変更しやすいのです。

ドライブレターの変更がし易いというのもありますが、やはり順序立てて進めるという意味では、パソコン自作→グラフィックボード増設→HDD増設→カードリーダー増設と進めるのが適切かもしれません。

SSDはパソコンの性能を押し上げる

CPU、メモリー、グラフィックボードなど全体的にバランスを取り、SSDがさらにスペックを押し上げている印象です。

Windows エクスペリエンス インデックスではすべての項目が7.0以上でした。

スコア

SSDのおかげもあり、当初の予定どおり快速なパソコンに仕上がりました。