システムドライブにSSDを活用

今回は、高速なストレージであるSSDを使ってパソコンを自作してみました。

システムドライブに従来のハードディスクではなく SSDを使うことで、起動や動作の速いパソコンにすることができます。

最近は メーカー製パソコンやBTOパソコン、ショップパソコンなどでも システムドライブにSSD、データドライブにHDDという組み合わせで構成されるものが増えてきています。ハイブリッドパソコンともいいます。

高速な読み書きを行うSSDをシステムドライブ、大容量のハードディスクをデータドライブとしてお互いが補完し長所を生かすというわけです。

SSDを活用する場合、特別にOSの制限というのはありません。XP、Vista、7などで自作することができます。

SSDそのものが高速であるため、やや古めのパーツなどを使用してもパソコンの高速化が期待できます。

なので、LGA775のマザーボードや以前の主力CPUである Core 2 Duo、中古のパソコンパーツを使っても比較的快適なパソコンが自作できます。

システムドライブがハードディスクからSSDになっても基本的に特別なことはないのです。

まずSSDを使うことを決めたら、次にCPU→マザーボードを選択します。最新のCore iシリーズでもいいし、一つ前のLGA1156、LGA775のCPUにすることもできます。

テーマ

SSDを活用した快速デスクトップパソコン。主な用途はインターネットやメールなどの軽作業。バックアップは万全にしたい。

できるだけ低予算で自作したい。

パーツ紹介

今回使用したパーツです。

パーツ

簡単にそれぞれのパーツの紹介です。

ミドルタワーケースPCケースは、ミドルタワーのケースです。ATXやMicroATXのマザーボードを組むことができます。ギガバイトのGZ-X1。
購入場所:パソコンショップ(展示品特価)


450w電源PCケースは電源なしなので、別途電源を用意しました。80PLUSブロンズ認証のCoolermasterの450W電源。
購入場所:パソコンショップ(特価品)


マザーボードマザーボードは、MicroATXでLGA775ソケットのものを選びました。ASUS P5G41C-M LX。
購入場所:パソコンショップ通販(特価品)


CPUとCPUクーラーCPUは、Intel Core 2 Duo E6550を選びました。中古品です。
購入場所:パソコンショップ(中古品)

CPUクーラーも必要なので静音ファンが搭載されているバックプレートタイプのもの。
購入場所:パソコンショップ通販(特価品)


メモリーメモリーは、マザーボードにDDR3が搭載できるので、DDR3の2GB×2枚を選びました。CFD ELIXIRメモリー。
購入場所:パソコンショップ(中古品)


光学ドライブ光学ドライブはDVDマルチドライブです。ASUS製。
購入場所:パソコンショップ(新品)


Intel SSD今回の主役でもあるSSD。Intel SSD 330シリーズ 120GB。システムドライブに使用します。
購入場所:Amazon(新品)


ハードディスクデータバックアップ用にハードディスクを1台使います。Seagate ST500DM002 500GB。
購入場所:パソコンショップ(バルク新品)


主要なパーツは以上です。


組立

それでは実際に組み立てていきたいと思います。今回はPCケースがミドルタワ型です。

ATXケースともいいます。ATX、MicroATXなどのマザーボードを組み込むことができる汎用性の高いケースです。内部のスペースが広いので、SSDやHDDなどを複数搭載することができます。

ミドルタワー

電源を取り付けます。

電源の取り付け

次はマザーボードです。CPUソケットカバーを外して、CPUを取り付けます。

CPU取り付け

CPUクーラーはバックプレートタイプになります。マザーボードの裏側にバックプレートを付けてCPUクーラーをネジで固定することができます。

バックプレートタイプ

バックプレートは両面テープが付いていて、マザーボードに貼り付くようになっています。

両面テープ

シールカバーを取りマザーボードの裏側に取り付けます。

マザーボード裏側に取り付け

CPUクーラーを固定します。4箇所を対角留めで仮留めしてから、しっかりと固定します。新品のCPUクーラーなのでCPUグリスはすべに付いています。

CPUクーラーの固定

メモリーを取り付けます。

メモリーの取り付け

ケース付属品の六角スペーサーをケースに取り付けます。マザーボードの付属品のIOパネルも一緒に取り付けます。六角スペーサーは MicroATXのネジ穴と同じ箇所に合わせるようにします。

六角スペーサーとIOパネル

ケースにマザーボードを取り付けます。IOパネルや六角スペーサーに合わせるようにして、ネジで留めていきます。ネジはケースの付属品を使います。通常はインチネジです。事前に六角スペーサーとネジが合っているかどうか確認しておきます。六角スペーサー側がインチネジで、固定するネジにミリネジなどを使うとネジが取れなくなったりしてトラブルの元になります。

マザーボード取り付け

メイン電源とCPU電源をマザーボードにつなぎます。フロントパネルからの各種ケーブルやケースファンのケーブルとマザーボードもマニュアルに従い接続します。

電源とケーブルをつなぐ

SSDは通常 2.5インチのサイズですが、デスクトップパソコンの3.5インチベイに取り付けができるように専用のマウンタが付属しています。SSDをマウンタに取り付けることで、自作パソコンの3.5インチベイにSSDを取り付けることができます。

SSDとマウンタ

SSDを3.5インチベイに取り付けます。通常はインチネジですが、ケースによっては固定する留め具がもともと付いていることもあります。

SSDの取り付け

5インチベイに光学ドライブの取り付け、フロントパネルを取り外すこともあります。

光学ドライブ

3.5インチベイや5インチベイに増設した場合は、サイドパネルを外して 反対側からも固定するようにします。

反対側から固定

SSDと光学ドライブに電源をつなぎます。またマザーボードとSATAケーブルで接続します。

電源とSATAケーブルの接続

最終的な配線の整理などは最後に行うので、先ずはBIOSで動作の確認をします。電源、液晶ディスプレイ、マウス、キーボードをつなぎます。

ケーブルの接続

BIOS画面では、SSD、光学ドライブ、CPU、メモリーが正しく認識されているかどうか? CPU温度は適切かどうか?などを確認します。CPUファンやケースファンが回転しているかどうかなど異常がないか、ケース内を目視で確認することも行います。何か問題があればこの時点で修正します。

BIOS

Windows 7のインストール。SSDの場合は読み書きスピードが速いので 20分ぐらいでインストールが終わります。

Windows7のインストール

続いてドライバーのインストール。

ドライバのインストール

Windows7とドライバのインストールが終わりました。

Windows7

次にハードディスクを増設します。これはデータバックアップ用のドライブです。

ハードディスク

ハードディスクを3.5インチベイに増設して、電源ケーブルとSATAケーブルをつなぎます。

ハードディスクの増設

BIOSでハードディスクが認識されているかどうかの確認。問題なければそのまま Windowsを起動し、ディスクの管理からフォーマットしてハードディスクを使えるようにします。

BIOSで確認

Windows上でディスクの管理からフォーマットを行いハードディスクを使用できるようにします。

ディスクの管理

今回は最後に配線の整理をしました。どのタイミングでもいいのですが、これで問題ないというタイミングで結束ケーブルなどでまとめていくといいですね。

ケーブルをまとめる

SSD+HDDの自作パソコンが完成しました。

前から

SSD自作パソコン

反省会

ギガバイトケース デザインはまあまあだが・・
まずギガバイトのケースですが、3.5インチがややギリギリの幅という印象があります。

ハードディスクがスムーズに入るというわけではないので、それなりに力を入れなければなりません。

これによりハードディスクに無駄な力が入ってケースにぶつけたりして壊れることも懸念されます。こういう場合は、ゆっくり慎重に行うか、3.5インチベイに少し力を入れて気持ち広げる感覚をもっておくといいかもしれません。

フロントパネルにUSB3.0がある場合は、マザーボードの確認を
それとこのケースにはフロント部にUSB3.0のポートが付いています。

USB3.0のポートがフロントパネルに付いている場合は、ケーブルはマザーボードのUSB3.0用のピンヘッダに接続します。

ただしすべてのマザーボードにUSB3.0ピンヘッダが付いているわけではありません。

USB3.0をサポートしているチップセットを搭載しているのが先ず第一条件。次にそれらのマザーボードでもUSB3.0用のピンヘッダがあるものとないものがあります。

フロントパネルのUSB3.0を活用したいという場合は、事前にマザーボードの対応は確認しておいたほうがいいですね。

今回は、マザーボード自体がUSB3.0をサポートしていないので、フロントのUSB3.0はそのまま何も繋げずに未使用になります。

SSDは今後システムドイブには必須アイテムになる
SSDをシステムドライブに使用すると ストレスのない快速パソコンになりました。

CPUやメモリーがそれほど高いスペックでなくてもこれは体験できます。

またSATAⅡとSATAⅢでは、もちろんSATAⅢのほうが望ましいのですが、SATAⅡのマザーボード+SATAⅢ対応SSDでもHDDと比較すると動きは全く異なるパソコンになります。

SATAⅢのマザーボードでなくても HDDとの性能差は十分に感じることはできます。