パソコンの不要なファイルを削除する
ディスククリーンアップとは、簡単にいうとハードディスクの掃除です。
パソコンを使っていると、知らず知らずのうちに不要なファイルがたまっていきます。一時ファイルやゴミ箱の中のファイルなどがそれです。
ディスククリーンアップを行うとハードディスクの空き領域が増えて、場合によってはパソコンのパフォーマンスも向上します。
パソコンを買ってから一度もしていないという場合は、削除可能なファイルが相当たまっているので、そこそこ時間がかかります(長いときでは5、6時間)。ぜんぜん進まないというよりも時間がかかっているだけです。
ちなみにハードディスク(Cドライブ)の空き領域が極端に少なくなってくると、Windowsが起動しなかったり、ものすごく時間がかかったりということになります。ディスククリーンアップの目安は2、3ヶ月に一度です。
XP
通常はマイコンピュータを開きます。
ディスククリーンアップしたいドライブ上で右クリック→プロパティ。
ディスクのクリーンアップと進みます。
もしくは左下スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール→ディスククリーンアップ
ドライブを選択します。ほとんどの場合Cです。Cの後に他のドライブもしてみるといいでしょう。
ディスククリーンアップした場合の空き領域を計算します。
左のチェックボックスはすべてオンでいいでしょう。OKをクリック。このディスククリーンアップによって、システムに障害が起きたり必要なプログラムが削除されたりというのはありません。削除しても問題ないファイルを見つけ出し実行するのがこのディスククリーンアップです。
「古いファイルの圧縮」とは一定期間使用していないファイルを圧縮してディスク領域を広げるもので、クリーンアップのなかでも削除項目ではありません。ここのチェックは外しても構いません。選択後OKをクリック。
クリーンアップ中です。自動的に画面は閉じます。
Vista
Vistaでのやり方も、XPとほとんど同じです。
通常はマイコンピュータを開きます。
ディスククリーンアップしたいドライブ上で右クリック→プロパティ。
ディスクのクリーンアップと進みます。
もしくは左下スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール→ディスククリーンアップでも起動できます。
ディスクのクリーンアップで不要なファイルが検出されますのですべてチェックを入れてOKをクリックします。
クリーンアップ中です。自動的に画面は閉じます。
7
7でのやり方も、XPとほとんど同じです。
コンピュータを開きます。
コンピュータが見当たらないときは キーボード左下のWindowsキーを押しながらE。
ディスククリーンアップしたいドライブ上で右クリック→プロパティ。
ディスクのクリーンアップと進みます。
もしくは左下スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール→ディスククリーンアップでも起動できます。
ディスクのクリーンアップで不要なファイルが検出されますのですべてチェックを入れてOKをクリックします。
クリーンアップ中です。自動的に画面は閉じます。
システムファイルのクリーンアップをクリックすると、通常のディスククリーンアップでは削除できないファイルをクリーンアップすることができます。
クリーンアップ中です。自動的に画面は閉じます。
Windows 8
Windows 8での方法も、XPや7など他のOSとほとんど同じです。
ディスククリーンアップしたいドライブ上で右クリック→プロパティ。
コンピュータが見当たらないときは キーボード左下のWindowsキーを押しながらE。
全般→ディスクのクリーンアップと進みます。
Q&A
Q.ものすごく時間がかかるのですが・・
A.パソコン購入後、一度もディスククリーンアップをしておらず長期間たっている場合そこそこ時間がかかります。気長に待ちましょう。
Q.古いファイルの圧縮とは何ですか?
A.一定期間アクセスのないファイルを圧縮してディスク領域を広げるものです。一度圧縮するとファイルやフォルダが青色に表示されます。
圧縮すると次回からのデータへのアクセスにやや時間がかかるというデメリットもありますので、ディスククリーンアップ時には古いファイルの圧縮はチェックを外してもいいでしょう。一度圧縮しても元に戻すこともできます。
古いファイルの圧縮はXPのみで、Vista・7にはありません。
Q.パソコンから音がするのですが・・
A.ディスククリーンアップ時は、CPUに負荷がかかるため冷却のためCPUファンの回転数があがり、その音が大きくなることがあります。
ディスククリーンアップ時は、インターネット閲覧やソフトの起動などは控えたほうがいいでしょう。