読み取りできなくなったドライブを交換する

パソコンにはCDやDVDなどが再生できる光学ドライブが搭載されています。

光学ドライブは、駆動する部品であるためモーターの故障やレンズの不良などで故障することがあります。

交換することで、CDやDVDの読み書きができるようになり、読み書き速度も向上するのでメリットは多いといえます。

ここではノートパソコンやデスクトップパソコン、自作パソコンなどにおける光学ドライブの交換の方法について解説しています。

種類

ノートパソコン用とデスクトップ用
光学ドライブには大別して2種類の大きさがあります。ノートパソコン用のスリムタイプと、デスクトップパソコン用の5インチのものです。

  • スリムタイプ・・・ノートパソコン
  • 5インチ・・・デスクトップパソコン

2.IDEとSATA
光学ドライブには2種類の接続規格があります。IDE接続(ATAPI)とSATA接続です。使用しているパソコンの光学ドライブはこのどちらの接続規格になります。

  • IDE(ATAPI)・・・旧規格(2000年~2008年ぐらいの主流)
  • SATA・・・新規格 (2008年以降の主流)

デスクトップパソコン用のIDE(ATAPI)の光学ドライブ。

ATAPI

デスクトップパソコン用のSATAの光学ドライブ。

SATA

3.バルク品かリテール品で準備する
光学ドライブなどパソコンの部品はバルク品かリテール品という形態で販売されています。主な違いは下記の通りです。バルク品は主にパソコン専門ショップで、リテール品は主に家電店で販売されています。

  • バルク品・・・価格が安い、パッケージは簡素、説明書や添付品はない
  • リテール品・・・価格は高め、箱入り、添付品や付属ソフトがある

ただし最近では、価格差はほとんどなくなりつつあります。


方法

交換の難易度は、簡単な順に自作パソコン、デスクトップパソコン、ノートパソコンという順番です。

ここでは一番交換が可能な自作パソコンを例に解説しています。

パソコン内部にアクセスして、光学ドライブに接続されている電源ケーブル、IDEあるいはSATAケーブルを取り外します。

ケーブル

光学ドライブを固定しているネジを外します。光学ドライブは基本的にミリネジで留められています。

ミリネジ

ケース全面から光学ドライブを取り出します。

ケース全面

ケース全面から交換する光学ドライブを取り付けます。

光学ドライブ

ミリネジで固定します。

固定

電源ケーブル、SATAケーブルを取り付けます。光学ドライブ交換というのは、実は簡単に終わります。SATAの場合、マスターとかスレーブとかの設定は考える必要がありません。そのまま元の光学ドライブと差し替えるだけです。

交換

光学ドライブ交換後、パソコンの電源をONにして、BIOSで確認することができます。

BIOS

光学ドライブは、Windowsが起動したら自動的に認識されます。ドライバーのインストールなどの作業は特に必要ありません。デバイスマネージャで、DVD/CDドライブの項目に交換したドライブがあれば、交換作業は成功しています。

デバイスマネージャ

光学ドライブの選び方

光学ドライブってどれを選べばいいの?と思われるかもしれません。

通常のCDやDVDの再生・書き込みならどのメーカーのものを選んでも大差はありません。

メーカー製パソコンにしろ自作パソコンにしろ、もともとライティングソフトがインストールされていることが多いのですが、光学ドライブが変更したとしても基本的に使用できます。

もしライティングソフトがインストールされていないなら、付属ソフトが付いているものか、フリーのライティングソフトを使うといいでしょう。

バルク品でも付属ソフトが付いているものはあります。

ブルーレイディスクドライブ

最近ではブルーレイディスクが増えてきました。パソコンにもともとブルーレイディスクが搭載されていることが多くなっています。

光学ドライブは大は小を兼ねるというのがありますので、ブルーレイディスクドライブは、CDやDVDの読み書きにももちろん対応しています。

ドライブの形状はほぼ同じなので、交換することはできるのですが、ブルーレイディスクの再生ではパソコンのスペックが多少必要となってきます。CPUやグラフィック機能などです。

なので例えば、今までDVDドライブだったパソコンでブルーレイディスクドライブに変更するという場合は、パソコンのスペックを確認する必要があります。

CPUがCore 2 Duo、グラフィック機能は ローエンドのグラフィックカードぐらいの機能が最低限必要となります。スペックが足りない場合は、画面がかくついたり止まったりすることもあります。メーカー製パソコンで今まで DVDドライブだったという場合はやや厳しいと考えられるので交換は現実的ではありません。

自作パソコンやデスクトップパソコンでは、ビデオカードの増設ができることが多いため、グラフィック機能が弱い場合はビデオカードを増設することでブルーレイディスクの再生もできるようになります。


外付けの光学ドライブ

外付けの光学ドライブもあります。

以前に比べ 価格が安く高性能になっているので、交換するよりも外付けの光学ドライブを付けたほうがいいときもあります。

交換が難しいノートパソコンなどでは、外付けの光学ドライブを使うことが多いようです。

外付けの光学ドライブは、USB接続で使うことができます。

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