トラブルシューティングの最も基本的な操作

セーフモードとは、パソコンが必要最低限の機能で動作するモードのことです。

パソコンの調子が悪い時や、トラブルで正常な動作ができない時などに、パソコンをセーフモードで起動して原因の究明にあたるということがあります。

一般的な方法としては、起動時に F8キーを使う方法と、msconfigからシステム構成ユーティリティ画面で設定する方法とがあります。

F8キー

Windows 2000~7までは、起動時にキーボードのF8キーを押すことで、メニュー画面に入ることができます。

Windows 7

  1. パソコンの起動時、画面にメーカーのロゴが表示される
  2. F8キーを押す もしくは押したままにする
  3. 詳細ブートオプション メニューが表示される
  4. F8キーをはなす
  5. 矢印キーでセーフモードを選択し、Enterキー
  6. セーフモードで起動してきます
  7. 再起動で、自動的にセーフモードは解除

Windows 2000、XPは、Windows 拡張オプション メニューが表示されるのでセーフモードを選びます。

詳細ブートオプション

一番はじめのメーカーロゴが完全に消えた後に押します。早すぎると別の画面が出ることがあります。

セーフモードでLAN(インターネット)を使用するときは、セーフモードとネットワークを選択します。通常のセーフモードではLAN(インターネット)は利用できません。

Windows 8.1や10では、起動時にF8キーでセーフモードに入る方法はなくなっています。

msconfig

Windows 2000以降のすべてのOSで、msconfig からセーフモードに入ることができます。

ファイル名を指定して実行、あるいは検索窓から msconfig と入力してシステム構成ユーティリティ画面を出します。

左下スタート→ msconfigと入力してEnter

msconfig

システム構成ユーティリティが起動します。ブート→セーフブートにチェックを入れOK。

システム構成ユーティリティ

メッセージが出るので再起動を選択

再起動

Windowsがセーフモードで起動します

セーフモード

通常起動に戻すときは、システム構成ユーティリティのセーフブートのチェックを外します。

OK

セーフモードで、LAN(インターネット)を有効にしたい場合は、システム構成ユーティリティで、セーフブートのネットワークにチェックを入れます。

Windows 8.1、10

Windows 8.1や10では、msconfigの方法とは別に 設定項目からの再起動で、セーフモードに入ることもできます。

Windows 8.1ではアプリのPC設定、Windows 10では設定→更新とセキュリティ→回復→PCの起動をカスタマイズする。

今すぐ再起動をクリック。

PCの起動をカスタマイズ

再起動後、トラブルシューティング。

トラブルシューティング

詳細オプション。

詳細オプション

スタートアップ設定。

スタートアップ設定

一度 再起動させます。

再起動

キーボードで該当する数字を押すと そのモードで起動します。セーフモードなら 4、セーフモードとネットワーク有効なら 5。

セーフモードを選択

セーフモードで起動。

セーフモードで起動

Windows 8.1、10 起動しない場合

Windows 8.1や10で、なんらかの理由で正常起動できない場合は、詳細オプションのメニューが出てくるので、ここからセーフモードで起動できるかどうか試すことができます。

セーフモードへの入り方は、上の方法と同じです。

  1. 詳細オプションをクリック
  2. トラブルシューティング
  3. 詳細オプション
  4. スタートアップ設定
  5. 「セーフモードを使う」を選択

詳細オプション

起動しない場合、一旦 再起動ボタンで 自動修復されないかどうか試してみて、それでも起動しないなら、セーフモードに入るという流れです。

使い方

起動

Windowsが起動しない場合、セーフモードで起動できるかどうかは、重要な分岐点になります。

確実な見分け方ではありませんが、一般的に セーフモードで起動できる場合は、修復やデータ救出を行いやすく、セーフモードで起動できない場合は、ハードウェアトラブルやファイルシステムの論理障害などが起きており 修復がやや難しいという傾向があります。

ハードウェアの故障など 致命的な問題が起きている可能性もあります。ハードディスクの故障でセーフモードでも起動できないということは しばしば起きます。

ウイルス感染

ウイルスやスパイウェアに感染した時に、通常のデスクトップ画面では操作が何もできない、ポップアップなどが出て作業ができないということがあります。

セーフモードで起動することで、活動が停止するウイルスやスパイウェアというのは多いため、セーフモードでウイルス・スパイウェアの検索・駆除を行うということもあります。

アプリケーション

何らかのプログラムのバグや競合で、CPUやメモリーの使用率が上がり、極端にパソコンが重くなる、使える状態でなくなるということもあります。

セーフモードでは、必要最低限の機能のみで立ち上げるため、ウイルス対策ソフトや各種アプリケーションは無効化されます。

セーフモード上で同じような状況にならなければ、通常起動時における 何らかのアプリケーションやドライバの不具合だと考えられます。