Vistaを高速化する方法
Windows Vistaは、XPや7に比べると起動や動作が遅いというトラブルが起きやすいOSです。VistaはマイクロソフトのリリースしてきたOSの中でも、メモリー消費が多くデザイン重視の傾向があるためです。
デフォルトの設定では遅い傾向にあるVistaですが、多少のカスタマイズを行えばそれなりに快適に使用することもできます。
ここではVistaの遅い、重いを解決し高速化する方法を紹介しています。
パソコンの部品の不良やウイルス感染などは、パソコンの速度低下として現れてきます。特にハードディスクに関しては壊れていないかは事前に確認しておいたほうがいいでしょう。
方法
1.メモリー増設
Windows Vistaの場合は、他のOS(特にXP)と同列にメモリー搭載量を比較することはできません。Vistaの場合、XPの2倍はメモリーを搭載しておくべきでしょう。目標は2GB、可能なら最大搭載量までメモリーを増設することで高い効果が期待できます。
2.セキュリティ対策ソフトの変更
セキュリティ対策ソフト(ウイルス対策ソフト)はメモリーを一番消費します。またソフトによってはアップデートやスキャンが突然始まり、Vistaの動作をさらに悪化させることあるようです。軽量・高検出率のセキュリティ対策ソフトに変更することで、Vistaの動作を大幅に改善することもあります。
3.不要なプログラムの削除・停止
使用しないソフトは削除し、メッセンジャーなどの常駐プログラムは、Vistaの起動時には停止させておき、使用するときにのみ使うというふうにソフト・アプリーケーションの軽量化を行います。Vistaに標準のWindowsサイドバーやWindows DefenderもOFFにすることができます。
4.デザイン重視から機能重視へ
Windows Vistaの設定をパフォーマンス優先の設定から、機能重視の設定に変えることで多少の効果は期待できます。また壁紙なども極力シンプルにしてデスクトップアイコンなどを整理することで高速化につながります。
5.Vista特有の頻繁なHDDアクセスを軽減する
Windows Vistaは、XPと比較するとHDDへのアクセスが頻繁に行われるようになっています。HDDへの過剰なアクセスを軽減することで、遅い・重いというトラブルを改善することも可能です。
6.パソコンのメンテナンス
Windowsのメンテナンス機能でもあるディスククリーンアップ、ディスクデフラグ、チェックディスクを定期的に実行することでVistaの経年使用による速度低下などが改善しパフォーマンスが向上する可能性はあります。
7.アップデート
マイクロソフトからは定期的にWindowsのアップデートが提供されています。Vistaは特に更新プログラムが多く、セキュリティの向上、機能やパフォーマンスの改善が見られますのでアップデートしたほうがいいでしょう。
また使用頻度が高い、ブラウザやAdobeのソフトもアップデートでパソコン全体を快適に使えることに繋がります。特にブラウザはIE7、IE8から最新版のIE9にすることでインターネット閲覧が早くなります。
8.ReadyBoostメモリーの増設が出来ないときや、増設してもより速度を向上させたいときは、Windows Vistaの機能であるReadyBoostを使用することでパフォーマンスの向上を図ることができます。 9.その他カスタマイズ
Vistaにはユーザアカウント制御(UAC)という機能が付いています。ソフトの起動やパソコンの操作全般でユーザアカウント制御が働き、繰り返し同じ画面が出てくるということがあります。Vistaの起動や動作速度に直接影響はありませんが、カスタマイズすることで操作性を向上することはできます。
Vistaはメモリ増設がカギ
Windows Vistaは、発売当時 パソコンに1GBしか搭載されていないということがしばらく続きました。そのためWindows Vistaのパソコンで今でもメモリが1GBの状態で使い続けているということはよくあります。
Vistaは1GBでは、どうしても処理速度を向上させるには限界があります。上記の高速化の作業をいくら行っても、メモリの搭載量に変化がなければほとんど速度の改善を行うことができないといっても過言ではありません。
そのためVistaでは、先ずメモリ増設を最優先に行い、その後高速化の設定を行っていくのが一般的な対処法になります。
最後の切り札
OSとしては、Windows XPとWindows 7に比べあまり人気があるとはいえませんが、マイクロソフトは2017年4月までサポート期間を設けています。
Vistaの更新プログラムがその時まで提供されることになりますので、2014年4月までのWindows XPよりまだ長く使用できるということになります。
使いにくいといわれる Vistaですが、この点は大きいといえます。
またXPより後に出たということもあり、CPUなどのハードウェアの潜在的な能力も XPよりも高い傾向があります。
まだ壊れていないパソコンなら使えるものなら使えたほうがいいと思う方もおられると思います。
Vistaをより快適に高速に使うなら、HDD(ハードディスク)やSSDを交換するという方法もあります。内蔵されているハードディスクを新しく取り替えるか、SSDに交換するということです。
特にSSDは Vistaを劇的に高速化する最後の切り札といえます。
