マルチディスプレイ ビジネスシーンでの利用について考える

パソコンパーツや周辺機器のビジネスシーンでの活用を考えたときに、いま一番実用的なもの、効率的なものをあげるなら、SSDとディスプレイではないでしょうか。

この2つは、パソコンが限定されないため、ほぼすべてのパソコンが対象となるという特徴があります。そして導入への敷居が比較的低いというのもあげられます。

SSDについては、いままでかなり紹介してきたので省きますが、まだまだ普及していく余地はあります。

もうひとつはやはりディスプレイ、特にマルチディスプレイです。今回はビジネスシーンでのマルチディスプレイの活用について考えてみます。

2台のディスプレイを使うのがデュアルディスプレイ、2台以上をマルチディスプレイといいます。

マルチディスプレイ

マルチディスプレイはまだそれほど使っている人・事業所が多いというわけではありません。使い方を知っている人・分かっている人が使っているという感じです。

パソコンパーツ店などに行けば分かりますが、現在はフルHD・1980×1080の解像度で20インチ以上が主流になっています。少しワイドで大きい液晶ディスプレイです。

これ一つでもかなり使い勝手は上がるのですが、フルHDのものを2つ使うと、さらに作業効率を上げることができます。

顧客対応をスムーズにする

顧客対応が非常に多い業界というのがあります。

よく顧客から問い合わせや確認などの電話がかかってくるパターンです。また取引先からの電話が多いということもあるでしょう。

具体例をあげますと 保険や旅行業界などがよくあてはまるのではないでしょうか。

ディスプレイ1台で作業をしていて、ウィンドウをたくさん開いて作業したり、タスクバーにウィンドウが最小化されているのを実際に見たことがあります。ぱっと見ただけで 「どう考えてもマルチディスプレイにしたほうが効率がいい」と思えることがあります。

例えば、顧客から連絡が来た時に、顧客照会ソフトや関連するWEBページを開いたりするのですが、1台のディスプレイだと、どうしても煩雑な感じになります。ウィンドウを閉じたり開いたり、大きさを変えたりということをしなければならないこともあります。もしマルチディスプレイなら、拡張画面でこうした画面を常時開いていたり、その都度画面を開いたりすることができます。

電話があったりすると、画面を確認したりするのも早くなったりしますので、結果として顧客を電話で待たせる時間も短くできます。また間違いも減るものです。

マルチディスプレイの導入で素早い電話対応や確認ができるようになり、顧客満足にもつながるといえます。

リアルタイムで確認しながら作業する

具体的にいいますと 中古車業界などでみたことがあります。車のオークションです。

これもマルチディスプレイは有効でしょう。

メインの画面で作業をしつつ、拡張画面にオークション画面を開いていれば、リアルタイムにオークションの模様を確認しながら、作業することができます。

ディスプレイ1台では ウィンドウを小さくしなければなりませんし、他の作業がしにくいというのがあります。

こうしたオークションなどリアルタイムで何かを確認するような業界では、マルチディスプレイはかなり有効といえます。

実際にはすでにマルチディスプレイにしているところも多いです。証券会社、株・トレードの人がマルチディスプレイにしているのはまさにこれで、リアルタイムで動く様々な情報を複数の画面に表示させていることになります。

入力を効率化

何かを入力するソフトを使っている事業所というのは多いです。

会計ソフト、見積もりソフトなどの業務ソフトなどです。こういうのもわりとマルチディスプレイは役立ちます。

メイン画面に会計ソフトを表示して、拡張側に参照したいページやドキュメント、他の画面を開くわけです。

例えば、会計ソフトにネットバンクの内容や履歴を入力するという場合に、メイン画面に会計ソフト、拡張側にネットバンクの画面という具合です。あるいは逆にメイン画面にネットバンクの画面、拡張側に会計ソフトということもあります。

入力がかなりスムーズになるだけでなく、誤入力、間違いというのが減ります。

制作・クリエイター

パソコンで何かを制作したりする人たちです。

何かのデジタルコンテンツ作成、CAD、ホームページ作成、動画作成、マイクロソフトオフィスを使ってパワーポイント作成など。

この方面の人はすでにマルチディスプレイにしていることが多いです。

例えばメイン画面に 編集ソフトを起動して開いておくわけです。そして拡張画面に素材をおくなど。ホームページやブログの作成などでも大いに役立つます。

メイン画面にブログの管理画面や ホームページなら作成ソフトやHTMLの操作を行うようにして、拡張側にデジカメで撮影したフォルダを開いて 掲載する写真をどれにするか眺めたり 選んで加工したりします。

あるいは、メイン画面を編集用として使い、拡張側に制作途中のプレビューを表示するということもあります。

やはりこうした場合もディスプレイが2つあると非常にスムーズな感じがしますし、両画面ともしっかりと見渡せることができるので間違いなども減ります。

このようにビジネスシーンでマルチディスプレイを導入すると、全体的に作業スピードの向上が図れますし、同時にできることが増えますので効率も上がったりします。

広い画面を有効に使い、ゆったりとした感じで作業できますので、間違いや誤りなども減るというのもあります。

ポテンシャルを引き出す

SSDとマルチディスプレイ、この2つはビジネスシーンでも費用対効果が高いと思われますが、鍵をにぎるのは「決定権」のある経営者や責任者です。

いくら従業員や働いてる人が「こういうパソコンで仕事したい」「早くて使いやすいパソコンがいい」と考えていても、導入の決定権がないとどうしようもないということがほとんどです。

作業効率をあげたり 間違いを減らしたりということは先程も述べましたが、SSDやマルチディスプレイの導入というのは 「人の才能・ポテンシャルを引き出す」というのもあります。

どこの職場でも、意欲的にテキパキと仕事をする人というのはおられるものです。

そうした人が、パフォーマンスの高いパソコンや機能性のある機器を使うことで、さらにその能力を引き出すことができます。

マルチディスプレイが有効というパターンは結構あるので、一度どういうパソコン・環境で仕事しているかを見たり聞いたりすることも大切ではないかと思います。





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