CrystalDiskInfoにおけるHDDの注意と異常

CrystalDiskInfo クリスタルディスクインフォは、ハードディスクの状態をチェックするフリーソフトです。また今使用しているハードディスクのメーカーや回転数、接続規格など概要も知ることができます。

ハードディスクには、S.M.A.R.T.情報(スマート)が記憶されています。障害の早期発見・故障の予測を目的としてハードディスクドライブに搭載されている機能です。S.M.A.R.T.情報には、読み取りエラーの発生率や異常セクター数、温度、電源投入回数、累計稼働時間など様々なものがあります。

これらをWindows上で簡単に見れるようにしているのが、CrystalDiskInfo クリスタル ディスク インフォです。

このページでは、CrystalDiskInfoで注意や異常と表示されていたハードディスクと、実際の状態がどのようなものであったか、その関係についていくつか事例を紹介しています。

事例

異常と出ているハードディスクは、やはり問題が大きいといえます。これは早めにバックアップを検討すべきといえるでしょう。

また傾向として、代替処理保留中のセクタや回復不可能セクタが出ているハードディスクも要注意です。起動が遅い、起動しなくなったなどのトラブルにあうパソコンでよく見ることがきます。

起動しなくなったWindows VistaがインストールされていたHDD。パソコンをHDDから取り出してCrystalDiskInfoで調べたところ。HDDの不良セクタの代替処理ができなくなり、悪化していったと思われます。

Vista

同じく起動しなくなったWindows Vistaに搭載されていたHDD。

起動しなくなったパソコン

ある日突然起動しなくなった Windows 2000に搭載されていたハードディスク。

Windows 2000

BIOSでHDDスマート エラーを検出していたハードディスク。起動や動作が極端に遅くなる症状が出ていました。

スマートエラー

起動しなくなった Toshiba Dynabook。OSは、Windows XP。

Toshiba

同じく起動しなくなった Toshiba Dynabook。OSは、Windows Vista。

dynabook

起動しなくなったWindows XPのノートパソコン。

Windows XP

起動しなくなったWindows Vistaのパソコン。このハードディスクはファームウェアに問題があると指摘されていたSeagateのものです。該当するSeagateのHDDは、比較的早い段階(1~3年)で不良セクタや代替処理中のセクタが出てくるといわれています。

Seagate HDD

正常に認識しなくなった外付けハードディスク。

外付けハードディスク

こちらも正常に認識しなくなった外付けハードディスク。

ハードディスク

稼働時間もまだ100時間ぐらいの新しいノートパソコンですが、代替処理保留中のセクタが出ていました。実際にこのパソコンは、Windowsやプログラムが起動しないなどのトラブルを起こしていました。

新しいノートパソコン

このように調子の悪いハードディスクは、ほぼ必ずといっていいほどクリスタルディスクインフォで注意や異常となります。

クリスタルディスクインフォは、ハードディスクのSMART情報をそのまま見ることができます。別の不良セクタ検出ツールなども使用して検証しましたが、不良セクタの数などはほぼ合致していました。

起動しないパソコンなどでは、ディスクから起動させるハードディスク診断ツールを使うことがありますが、パソコンからハードディスクを取り出して、他のパソコンにUSB接続、クリスタルディスクインフォを起動して見るというほうが早いということもあります。



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