Hard Disk:S.M.A.R.T. Status BADが出たら・・

パソコンの電源を入れた後に、Hard Disk:S.M.A.R.T. Status BADと表示されることがあります。

マザーボードのBIOSには、POSTと呼ばれる機能があります。Power Of Self Testの略で、自己診断の意味です。

接続されている機器に問題がないかどうかなどをチェックして、問題がなければそのまま何も表示せずに起動し、何らかの問題を検知したらメッセージが表示されます。マザーボードによっては問題がなければ、一瞬だけ表示されたり、表示そのものが省略されていたりします。

POST画面は、基本的に英語で表示されます。

POST画面

何か問題を検知すると英語でメッセージが出ます。あまり問題がない場合でもメッセージが出ることはあります。例えば、キーボードやマウスが付いていない時、CPUを交換した後やメモリーを増設した後など。パソコンメーカーや機種によって異なります。

Press F1 to continueや、Press F1 to Resumeなどと出ることもあります。この場合、問題があったとしても F1キーを押せば次へ進めます。

F1キー

F1で次へ進み Windowsが起動させることはできるのですが、POST画面で一度停止している場合は、大事なメッセージが出ていることがあるので、確認しておいたほうがよいといえます。

例えば、S.M.A.R.T. Capable and Status BAD、または Hard Disk:S.M.A.R.T. Status BADと表示されることがあります。

ここでは、ハードディスクを2つ搭載しています。1つは S.M.A.R.T. Capable and Status OKで問題ありませんが、もう一つがエラーを出しています。

HDD SMART エラー

ハードディスクには、どのくらい不良セクタがあり、どのくらい代替処理を行ったかという情報が記憶されており、これをS.M.A.R.T. (自己診断機能)ともいいます。このスマートが、Status BAD つまり状態が悪いとエラーを出していることになります。

国内のメーカー製パソコンでは、日本語で「SMART機能でエラーが検出されました。」「すぐにデーターをバックアップして、交換してください。」「キーを押すと、継続します。」などのような警告やメッセージが出ます。ある程度、故障が進んでいるときに、Status badのエラーは多い傾向があります。

この状態でWindowsを起動させて、クリスタルディスクインフォで見ると以下のような状態でした。

クリスタルディスクインフォ

起動しなくなる直前といったところです。実際に使っているとフリーズしたり、一瞬ブルースクリーンになって再起動がかかることもあります。また、Operating System not foundが出て起動しないこともあります。

不良セクタが多すぎて代替処理が追いつかず、代替処理保留中とか回復不可能セクタが出ています。代替処理はハードディスクではよく行われるのですが、上記のように代替処理が出来なくなるとハードディスクはいよいよ危険な状態になってきます。

POST画面の Hard Disk:S.M.A.R.T. Status BADのエラーは、代替処理が限界にきているときに出ているものが多いようです。

Hard Disk:S.M.A.R.T. Status BADのエラーが出てても、POST画面で F1キーを押せば次へ進むことはできるのですが、繰り返しそれを行なっていると症状はどんどん悪化していきます。早めに対応すべきトラブルのひとつといえます。



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