パソコンの電源が落ちる 熱暴走対処

デスクトップパソコンではしばしば、パソコンの電源が落ちるということがあります。原因の多くが、熱の問題、熱暴走です。

電源の落ち方などから、熱の問題かどうか推測することができます。

  • CPUがペンティアム4、ペンティアムDである(発熱が大きいため)
  • 電源をいれてしばらくすると、落ちる
  • 一度電源が落ちると、しばらくしないと再度電源を入れることができない
  • CPUファンの音がうるさい
  • パソコン内部を目視すると、CPUファンに埃や汚れが多い

上記のような場合は、熱暴走の可能性が高いといえます。CPUが一定温度以上になると、マザーボード側で感知して自動的に電源が落ちるように設計されています。温度が高くなるとパソコンが本当に壊れてしまうため、電源が落ちるというのは逆に言うと保護が働きます。アイドル時、65度以上、負荷時75度以上だと熱暴走が原因であることが考えられます。

熱暴走が原因ということをはっきり確定させるために、フリーソフトなどでCPU温度を調べることもできます。

対処法

電源が落ちるデスクトップPC。CPUはペンティアム4です。どんなCPUでも熱暴走は起きるのですが、ペンティアム4やペンティアムD、特にこのふたつのCPUは起きやすいです。

ペンティアム4

フリーソフトでCPU温度を調べました。コンピュータ→センサー→CPUとたどると温度が表示されます。概ねアイドリング時には50度~60度が正常。アイドリング時に65度以上は黄色信号です。

ここで例えばディスククリーンアップ、あるいはスーパーπなどで、CPUに負荷かけます。そしてどのぐらい温度が上がるかを観察します。熱暴走で電源が落ちる場合は、75度から85度ぐらいまでいくはずです。もしくは負荷をかけているときに電源が落ちます。このパソコンの場合、CPUに負荷をかけると80度前後を記録していました。

温度

熱暴走だと分かったら、対処法は2つです。CPUファンの清掃とCPUグリスの塗り替えです。

ここではCPUクーラーごと取り外しました。そして上部のCPUファンを外します。

ほこりの膜が確認できます。これが排熱を妨げています。

ほこり

ほこりを取り除き、きれいにクリーニングします。このような感じで、クリーニングするだけでパソコンの電源が落ちるというトラブルが改善されることもあります。

クリーニング

CPUグリスの塗り替えを行いました。付着している古いCPUグリスはきれいに取り除きます。青線で囲んだ部分がCPU上部。ここにCPUグリスをうすく塗ります。

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ヒートシンクの底面。通常はCPU側に塗りますが、CPUクーラー側に塗ってもさほど問題はありません。

CPUグリス

そして元のようにCPUクーラーを取り付けます。ソフトウェアで温度を測定するとCPU温度が下がっていました。基本的にこの作業で、熱暴走でパソコンの電源が落ちるというトラブルは解決できます。

パソコンパーツの中でも、最も発熱するのはCPUになります。そのため、ヒートシンクとCPUファンからなるCPUクーラーが取り付けられています。

埃がたまりやすいのは、CPUファンと金属製のヒートシンクの間になります。CPUファンを取り外さずにピンセットなどで埃を取り除くこともできます。どの程度まで分解を行いクリーニングするか、CPUグリスの塗り直しを行うかどうかは、その時の状況などにもよります。



2 Responses to “パソコンの電源が落ちる 熱暴走対処”

  1. 野坂 より:

    本体構成番号:55956167,商品コード:25422のPrimePC(伝票番号:41275891)の電源(SilentKing2-350W(LW-6350H-2LVer.2RoHS:(86393))が壊れたようで、修復ディスクによる修復途中でも電源が落ちてしまいます。この電源と同等品との交換に必要な費用が知りたいのですが。

  2. admin より:

    電源はだいたい数千円ほどです。
    ただMicroATX電源、ATX電源などいくつかの規格があるのでドスパラに問い合わせるのが無難です。

    また電源が落ちるのは 熱暴走、メモリーやマザーボードの故障でも起きます。



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