プロバイダの相互接続

インターネットは、ネットワークとネットワークの繋がり、複合的なネットワークという意味です。端的にいえば、プロバイダの相互接続です。

インターネットがあることで、WWW、電子メール、IP電話など様々なサービスを使うことができるということになります。

インターネット

このページでは、インターネットとはどういうものか?よく出てくる言葉や代表的なサービスを紹介しています。

デファクトスタンダード

インターネットは、米国のARPAnetというコンピューターのネットワークが起源です。

このネットワークに、通信モデルとして TCP/IPプロトコルが導入され、後にISPが参入して大規模なネットワークが形成され今日に至っています。

TCP/IPプロトコルは、実用性が先行して ハードウェアやソフトウェアに実装された規格であり、事実上の標準、デファクトスタンダードといわれています。

つまり、インターネットもコンピューターネットワークのデファクトスタンダードであるといえます。

インターネットの中で、互換性を保つために規格の統一化、標準化が行われています。例えば、IEEE 米国電気電子工学学会、ITU 国際電気通信連合、W3C World Wide Web コンソーシアムなどがあります。

他に、LANの形状であるRJ-45や情報セキュリティを定義する ISO 国際標準化団体、日本語文字コードを定義する JIS 日本工業規格なども関連していることがあります。

WAN・LAN

インターネットは、WAN、Wide Area Networkとほぼ同じ意味です。

インターネット、WANの対義語が LAN、Local Area Networkです。LANは、ネットワークとネットワークが繋がっているわけではなく、単一のネットワークを形成しています。

WANは、本来 広域のネットワーク、同一の組織で形成される大規模なネットワークを指します。しかし WANをインターネット、インターネット側と捉えることもあります。

ネットワークというときは、WANかLANにおけるコンピューターネットワークのことをいいます。

インターネット、WANに入るためには、一般的に有料となります。主に通信インフラ、インフラストラクチャーのコストです。例えば 自宅や会社でインターネットを使っているなら、インターネット回線やプロバイダとの契約を行い毎月決まった金額を支払います。

オンライン・オフライン

オンラインは、インターネットに接続されている状態。オフラインは接続されていない状態をいいます。

オンライン決済、オンラインショップ、オンラインゲームなど。インタネット上の、インターネットに繋いだ状態の、という意味になります。

オンラインやインターネットのことを 仮想世界、またオフラインのことを現実世界ということもあります。

デジタル・コンピューターによって形成される仮想的な空間を VR、バーチャルリアリティ、仮想現実といい、現実の世界をデジタル・コンピューターによって拡張したものを AR、拡張現実といいます。例えば、VRにはフライトシミュレーター、ARにはポケモンGOがあります。

WWW ワールド・ワイド・ウェブ

WWWとは、Webページのことを指します。W3とも略されます

Webページを閲覧すると分かりますが、リンクと呼ばれるものが貼られており、クリックすると別のWebページに移動することができます。膨大な数のWebページが、リンクで結ばれており 巨大なWebページ群となっていることがわかります。

このWebページ群を、WWW ワールド・ワイド・ウェブといいます。

インターネットで検索するというのは、WWWを検索しているということになります。動画配信サイト、eラーニング、通販サイトなどは、既存のWebページが進化したものだと考えることができます。

Web技術や仕様の規格化・標準化を行っているところを、W3C、World Wide Web コンソーシアムといいます。

概念としては、インターネットの中に WWWがあります。

(WWW:英国 計算機科学者 ティム・バーナーズ・リーにより考案・実装)

データベース

インターネット上での企業活動、経済活動を加速させたもののひとつとして、データベースがあります。

ネットショップにおける商品、ユーザーのIDやパスワードなど Webサイトと連動してデータベースが動いています。

データベース

インターネットにおける検索、インターネットショッピング、ネットバンキング、公的なサービスなど様々なところでデータベースは活用されています。最もよく用いられるものは、RDB、リレーショナルデータベースといわれるものです。

基本的に別々の技術でありスタート地点が異なります。WWWにデータベースが合流したという感じです。

(リレーショナルデータベース:英国 計算機科学者 エドガー・F・コッドの考案)

電子メール

電子メールは、WWWより以前のARPAnetのときから使用されています。

WWWも電子メールも、ともに サーバーが使われています。

普段 パソコンを使っていると あまり意識されないのですが、インターネットにはWebサーバーやメールサーバーというコンピューターがおかれています。

パソコンはこれらの機器と その都度接続してWebページを取得したり、メールソフトで電子メールのやり取りを行っていることになります。プロバイダと契約をすると、メールサーバーが提供され使用することができます。

このようにインターネットには、サーバーと呼ばれるコンピューターがあり、その場所を示すためにグローバルIPアドレスドメインというものが用いられています。

グローバルIPアドレスとドメインを、全世界で一元的に管理する組織を、ICANN アイキャンといいます。

IP電話

IPとは、インターネットプロトコルの略です。インターネットを使い 電話する仕組みをいいます。

インターネットの上に音声通話をのせるプロトコル、VoIP ボイス・オーバー・アイピーが使われます。

IP電話は、主にプロバイダの提供するサービスですが、パソコンやスマートフォンで専用のアプリケーションを使うことで利用できるものもあります。


電子商取引

インターネット上で行われる取引・サービスのことを 電子商取引といいます。EC、e-コマースといいます。

電子商取引

GtoB、BtoB、BtoCなどがあります。Gは Goverment(自治体・政府)、Bは Bussiness(企業)、Cは Consumer(一般消費者・個人)。

企業間取引は BtoB、通販サイト、インターネットバンキングは BtoC。個人間のオークションは CtoC、e-TAX(確定申告)はGtoC、行政と企業間の電子入札は GtoBなど様々な形態があります。

ECサイトというのは、BtoC市場において 集客、販売、決済をWebサイト上で完結するところを指します。

クラウドサービス

インターネットを介して、遠く離れたコンピューターを使うサービスをクラウドサービスといいます。

クラウドサービス

クラウドサービスは、主にデータのバックアップなどで使われています。データのみならずアプリケーションもクラウド上にあるものを利用することが増えてきています。

Iot インターネット オブ シングス、モノのインターネットは、センサーなどで得られた情報を集約するため、クラウドと連携することが多くなります。

VPN

地理的に離れている LANとLANをインターネットで繋いで ひとつのLANにすることを VPN、バーチャル プライベート ネットワークといいます。

VPN

主に法人・事業所などで使われているサービスで、本店と支店をLANで繋いだり、データを共有する目的で活用されています。企業が国と国、つまり国内の本店と海外の支店・拠点をVPNで繋ぐこともあります。

GPS

GPSは、主にスマートフォンに搭載されている機能です。

GPSには、GPS衛星と交信するものと、Wi-Fiのデータから場所を特定するものとがあります。そのため、GPSは主に屋外、Wi-FiはGPSの届かない屋内でも使うことができるという特徴があります。

GPS衛星を使う技術は、インターネットとは別のものですが、GPSの情報とアプリケーションを重ねることで、地図やゲームのアプリが実現しています。

例えば、スマートフォンで GPSをONにしてGoogleマップを開くと、地図の中に現在地が表示されたり、コンビニと検索すれば 近くのコンビニがどこにあるのか地図上に表示されたりします。