カードからの取り込みが簡単にできる
自作パソコンでは、ケース前面にカードリーダーを増設できることがあります。
カードーリーダーがあると、デジタルカメラなどで撮影した写真を取り込んだりできます。パソコンの前面に増設することになるので、カードの抜き差しも楽に行えるようになります。
USB3.0などのポートも併せ持つカードリーダーが増えてきています。
一般的なカードリーダー
自作パソコン用の内蔵カードリーダー。
カードの種類によってスロットがいくつか用意されています。対応するカードは、カードリーダーによって異なりますが、基本的に主要なカードはほとんどカバーしています。
カードリーダーは、3.5インチオープンベイといわれるところに増設します。
ここはカードリーダー用といっても過言ではありません。通常 PCケースには1つか2つは付いています。フロントの金属のパネルなどは取り外します。
ケース前面のカバーも取れるようになっています。
カードリーダーはケース前面から入れて行きます。ケーブルごと中に入れていきます。
ケースと高さを合わせます。
両サイドからミリネジで留めます。
カードリーダーのケーブルです。4ピンで構成されていて、5つ目は空きになっています。電源は不要です。
カードリーダーは、マザーボードのUSB端子に接続します。USB端子は右下がノーピンなので左の4つのピンに合わせます。
カードリーダーの空きピンとUSB端子のノーピンが合うようにします。
USB端子の上段のピンでも接続できます。
一番右をカードリーダーの空きピンにすると覚えます。
マイコンピュータを開いて、リムーバブル ディスクが表示されていたら使用できます。
ドライバーのインストールなどはありません。
増設したカードリーダー。
USB3.0ポートを持つカードリーダー
通常のカードリーダーにUSB3.0ポートが付いているタイプです。
青色の端子がUSB3.0ポート。
カードリーダーのケーブルは USB3.0用のケーブルがよく使われます。電源も供給されます。
このタイプのカードリーダーを取り付ける場合は、マザーボードに USB3.0ポート用のコネクタがあるか確認が必要です。PCケースのUSB3.0ポートとの接続で使われていることもあります。
通常のカードリーダーと同じようにケース前面から取り付けます。
高さを合わせミリネジやケース付属の留め具で固定します。
カードリーダーのケーブルを、マザーボードのUSB3.0コネクタに接続します。
各種カードの他 USB機器も接続することができます。
USB3.0が付いているカードリーダーは、電源供給が必要な場合とそうではない場合とがあります。 最近では電源なしのものが増えてきています。
カードリーダーは、SDカード、ミニSDカード、Micro SDカード、SDHCカード、miniSDHCカード、xDカード、メモリースティックなどほとんどのカードに対応しています。
ただ、カードリーダーによっては SDカードには対応しているものの、SDXCカードには対応していないということもあります。
デジタルカメラなどからの取り込み際は、今使用しているメモリーカードの種類を把握し、目的を明確にして選べば問題ないでしょう。内蔵型の他に、USBタイプのものも普及しています。