パソコンパーツを扱っている店舗

自作パソコンのパーツは、パソコンパーツを取り扱う店舗で購入することができます。パソコンショップ、PCパーツ店ともいいます。

バルク品ここには、梱包を簡素化したバルク品、リテール品などのパソコンパーツや周辺機器が販売されています。


ATXやMicroATXのマザーボードをはじめ、3.5インチや2.5インチのハードディスク・SSD、DDR3やDDR4のメモリー、電源ユニット、PCケース、液晶ディスプレイ、OS、部品の組み立てに必要なネジや工具などパソコンを自作する上で必要なものはほとんど揃っていいます。

BTOパソコンまた自社ブランドのBTOパソコンをおいているお店もあります。


HDDやSSD、メモリーなどはメーカー製パソコンの修理や増設で使うということもあります。また液晶ディスプレイやスピーカー、周辺機器などパソコンに関連したものは概ね取り扱っています。

店舗

主なパソコンショップには、以下のようなところがあります。パソコンショップは実店鋪と通販を兼ねているお店がほとんどです。

またヨドバシカメラは大型家電店ですが、パソコンパーツもそれなりに揃っています。

Amazonと価格.com

新品のパソコンパーツは、Amazon価格.comを利用している人も多いようです。

CPUやマザーボードなど、ソケットやチップセットが変わったあとも、しばらく新品の在庫は残っているため、1世代前や2世代前の新品のパーツが見つかることもあります。

Amazonはパソコンパーツも多く、Amazonが直接販売している場合は送料が無料なので、最安値がAmazonということもあります。商品によって、Amazon以外の事業者が販売していることもあります(マーケットプレイス)。価格.comは、製品ごとにジャンル分けされ パソコンパーツの最安値などを調べることができます。

Amazonと価格.comはともに商品のレビューが多いため、購入前の判断材料になることがあります。

特価品・アウトレット品

パソコンパーツ店などでは、特価品やアウトレット品という扱いで一部の商品を安く提供していることがあります。

特によく見られるものとしては、型落ちした商品や訳あり品などです。

パソコンパーツは新機能を搭載した商品や高性能な商品が短い期間で次々と出てくるので、今までの商品が型落ちすることになります。次の製品が出るので、今までの在庫品を処分するという時に特価品として安くなることがあります。

CPU、マザーボードなど世代が変わるときに、こうしたことがよくあります。

またアウトレット品というのは、特別な理由で安くなる商品のことですが、一番多いのが外箱の破損や展示品処分などです。これらも製品自体には特に問題ないのですが価格が安くなることがあります。

他に、パソコンパーツをセットで購入した場合の値引きやセールなどもあり、Amazonや価格.comなどよりも、実際はパソコンショップの通販サイトや実店舗のほうが価格が安いということもしばしばあります。

中古

パソコンパーツは、中古のものを使うということもあります。

中古のパソコンパーツで代表的な店舗は じゃんぱらです。主要都市に実店舗があります。

サイト内の検索を使い、例えば Core i7 6700のCPUを探しているのなら、サイトで 6700のように型番の一部を入力して検索します。探している商品名や商品名の一部、例えばチップセット名などを入力して調べることもできます。

じゃんぱらは、中古パソコンパーツの他、中古パソコン、スマートフォン・タブレット、Macのパソコンなども取り扱っています。

中古パーツは他に、ドスパラ、パソコン工房なども取り扱っています。いずれもWebサイトでの検索に対応しています。

ドスパラやパソコン工房は、パソコンパーツの他に MicroSoftのMARプログラムによって再生用OSがインストールされた中古のBTOパソコンやメーカー製パソコンも扱っています。

ヤフーオークションも市場規模が大きいのですが、保証等が一様でないため若干注意は必要です。

為替相場

パソコンパーツの多くは輸入されて小売店で販売されています。輸入代理店には、CFD販売、リンクスインターナショナル、テックウインドなどがあります。

輸入品であるため、為替相場の影響を受けやすくなっています。

1ドル=80円、1ドル=100円のように、1ドルが80円から100円になったときは円安が進んだいいます。

例えば1ドル80円の時、海外で1ドルのパソコンパーツを輸入代理店が輸入する場合、円は80円支払われます。これに対して 1ドル100円の時、同じ1ドルのものに対して100円支払うことになります。

正確にはドル建てなので、1ドルのものを輸入する際に、輸入代理店が1ドル用意するために余計に円を払ってドルに変える必要があります。1ドルに対して円の価値が下落しているため、20円余計に支払うことになります。

つまり、パソコンパーツは円高の時が安く、円安になると高くなることになります。この影響は数日から1週間など短期間で現れることもあります。