Windowsのシステム評価ツール
Windows エクスペリエンス インデックス(WEI)とは、Windowsに搭載されている簡易的なシステム評価ツールのこと。ハードウェアの性能を評価して数値として表しています。
一般的なパソコン使用では、WEIを使うことはほとんどありません。使用するシーンとしては、ハードウェアの交換・増設後の計測、使用している複数のパソコンの比較などが考えられます。
このページでは、Windows 11でのWindows エクスペリエンス インデックスの使い方について解説しています。
Windows 11
スタートボタン右クリック→ターミナル(管理者)を起動、winsat formalと入力して Enter。

計測が始まります。1分~2分ほど時間がかかります。

計測中です。計測は グラフィックス、CPU、メモリー、ディスクなどが行われます。

計測が終わると、以下の画面になります。

計測結果は、C:\Windows\Performance\WinSAT\DataStoreの中に計測日時の付いた ~WinSAT.xmlという XMLファイルとして保存されます。
これを表示させるために、get-ciminstance win32_winsatと入力します。

結果が表示されます。

各項目は以下のようになります。
- CPUScore・・・・・CPU
- D3Dスコア ・・・・どのPCも9.9(測定されない)
- DiskScore・・・・・SSDやHDD(システムドライブ)
- GraphicsScore・・・グラフィック
- MemoryScore ・・・メモリー
- WinSATAssessmentState・・1=計測済 2=再計測必要
- WinSPRLevel・・・・基本スコア(最も低いスコア)
各スコアは、1.0~9.9の範囲です。DiskScoreではディスクが複数接続されている場合、Windowsのインストールされているドライブのみ計測されます。パソコン全体の基本スコアは、最も低いスコアが適用されます。
この例では、CPU(Intel第11世代)、ディスク(NVMe SSD)、CPU内蔵グラフィック、メモリー8GBです。グラフィックが最も低いスコア8となり、これが基本スコアとなっています。
WEIで仮に着目すべき点をあげるなら、最も低いスコアが何らかのボトルネックになる可能性がある、増設や交換の余地があると考えられます。例えばこの例では、グラフィックボード増設でさらにパソコン全体の性能を向上させることができるといえます。
WEIは簡易的なシステム評価ツールですが、以下のような場合に使われると考えられます。
- ・ハードウェア交換や増設後の簡易的な確認
- ・ボトルネックとなっている(可能性のある)パーツの確認
- ・不調のPCにおける問題の切り分け
ハードウェアの交換・増設の前に、数値を把握しておき交換・増設後に再度測定するというような使い方が最も多いと考えられます。