ディスプレイ・写真・印刷の解像度

解像度とは、ある範囲の中に情報を表示する最小単位の点・区画がどれだけあるかを表し きめ細かさ・鮮明さの度合いです。主にディスプレイ・写真・印刷などにおいて使われます。

  • ディスプレイ・・画面の解像度
  • 写真・・写真の解像度
  • 印刷・・dpi(Dots per inch)

最小単位の点や区画を、ピクセル(ディスプレイ)、画素(写真)、ドット(印刷)ともいい、表示する情報は基本的に色であり ピクセルや画素であればRGB、印刷であればCMYKが適用されます。

ディスプレイ

パソコンのディスプレイは、画面の解像度といいます。ディスプレイを構成する最小単位の点をピクセルといい、1280×1024や1920×1080のように表されます。

例えば、1280×1024なら横に1280、縦に1024の画素があります。掛け合わせたものが画面上の総ピクセル数(総画素数)になります。

解像度は、数値が大きいほど画面がきめ細かに綺麗に見えたり、デスクトップ上の作業領域が広いという傾向があります。ディスプレイの機能や大きさにある程度依存することがあります。

デスクトップ上で右クリック→ディスプレイ設定。ディスプレイの解像度。

画面の解像度

解像度が違うと、使用できる画面領域も違いが出てきます。一般的に解像度が大きいほうが表示できる画面領域も大きくなります。解像度が低いと画面が狭い・使いにくいということが多くなってきます。パソコンでは、必要に応じて解像度を変更することもあります。

ディスプレイには、主にスクウェアとワイドがありますが、スクウェアのものは 1024×768や1200×1024など、ワイドのものは 基本的に横と縦の比 アスペクト比16:9で、1920×1080、1600×900、1280×720などがあります。

ディスプレイの画面の解像度には、以下のような名称があります。

  • VGA・・640×480
  • XGA・・1024×768
  • SXGA・・1280×1024
  • WXGA・・1280×768、1366×768、1280×800
  • HD+・・1600×900
  • UXGA・・1600×1200
  • フルHD・・1920×1080

一般的に HDといわれるものは、垂直・縦方向の有効走査線が720本以上あるものをいいます。XGAからフルHDまでのものです。

また1920×1080の解像度のことを、フルHD、フルハイビジョンといいます。

デジタル放送のハイビジョン映像が、1920×1080の画素で構成されているので、このハイビジョン映像をそのまま再生・描画できることになります。現在 パソコンやディスプレイの主流となっている解像度です。

写真

写真の解像度は、その写真がいくつの画素で構成されているかというものです。

例えば、5472×3648なら横に5472、縦に3648の画素があります。掛け合わせたものが写真の総画素数になります。

写真の解像度フォトで写真を開いた左下。

ここでは5472×3648とあります。他に写真ファイル上でプロパティ→詳細などで確認することができます。


写真の解像度は、基本的にカメラの性能で決まります。

例えば、カメラの仕様・カタログ値で総画素数は約2090万画素、有効画素数は約2020万画素で、5472×3648の総画素数19,961,856(約1996万画素)のような写真となります。

カメラのメーカーによりますが、一般的に総画素数>有効画素数>写真の画素数となる傾向があります。これはカメラの総画素数、有効画素数から補正などが加わって、JPGなどの写真が作られているからです。

総画素数はカメラ内部のセンサーにある画素(ピクセル)の合計数、有効画素数は写真として使われる画素数、写真の画素数はさらに補正などが行われて実際に出力された結果の画素数です。

なお、パソコンのディスプレイなどに写真が表示される場合は、基本的に縮小されて表示されます。例えば、ディスプレイの1920×1080などに、写真の5472×3648が1ピクセル1画素でそのまま表示されるわけではありません。

一般的に解像度の高い写真は、以下のような特徴があります。

  • 画質がよい(きれいに見える、サイズ変更しても同様)
  • ソフトなどで拡大すると細部までよく見える
  • トリミングしても画質が落ちない(落ちにくい)
  • 上記理由により編集しやすい
  • 容量がやや大きくなるため、サイズ変更などが必要になることがある

dpi

dpiは、Dots per inchの略で 1インチ(約2.54cm)幅にあるドット数のこと。印刷解像度といい、主にプリンタの印刷やスキャナの読み取りの品質を表す単位として使われています。

例えば、300dpiなら横1インチに300のドットがあります。この場合 縦1インチにも300のドットがあり、1インチ四方では90,000ドットになります。プリンターであれば、dpiが大きいほど、そのドット数に対して印刷が可能でおり、文字や画像などがきめ細かくきれいに仕上がりやすいという傾向があります。

複合機などにおけるスキャナーでは、スキャン時にDPIを選択できることがあります。

デフォルトでは300dpiになっていることが多くなっています。スキャンした画像を拡大して用いるような場合に、dpiをあげるという方法があります。写真の拡大時と同じで、解像度の高い画像は拡大しても画質が落ちない傾向があるためです。

dpiは、主にプリンターやスキャナでは仕様に表示されているため、購入などの際は利用目的に応じて確認する項目のひとつとなっています。