スマートフォン・タブレットの旧インターフェース

Micro-USBとは、スマートフォンやタブレット、デジタルカメラなどで使われているUSBの規格です。

2009年にITU(国際電気通信連合)によって、「モバイル機器の充電はMicro-USBで標準化する」という勧告があったため、スマートフォン、タブレットなどを中心に広く普及していました。

ただ近年は、機能の拡張されたUSB-C(Type-C)の登場や2024年から始まるEUでの規制なども関係し、スマートフォンやタブレットのMicro-USBはUSB-Cに完全に移行しつつあります。

Micro-USB B

Micro-USBには、タイプAとタイプBがあります。一般的にスマートフォンやタブレットで使われているのは、タイプBになります。

Micro-USB B端子Micro-USB B端子。

台形の形をしています。


ケーブルMicro-USB B端子のケーブル。


パソコンとスマートフォンMicro-USBのケーブルは、片方がMicro-USB、片方がUSB-A(Type-A)のようになっています。パソコンと繋ぐと、充電データ転送を行うことができます。


充電器ケーブルのUSB-A部分をアダプターに付けることで、コンセントから充電できるものもあります。


一部のデジタルカメラも Micro-USB B端子の付いているものは、充電やデータ転送ができます。形状が Micro HDMIや、Micro-USBより前に普及していたMini USBにも似ています。端子の形状は異なりますので、注意が必要です。

デジタルカメラデジタルカメラ。


Micro-USBは、USB2.0の速度になります。USB3.0に対応しているものは、形状が異なり一部のポータブルデバイスなどで使われています。

ポータブルデバイスUSB3.0対応のMicro-USB B端子。


USB3.0対応USB3.0対応のMicro-USB Bのケーブル。

Micro-USB A

一部のモバイル機器には、Micro-USBのタイプAの端子を持つものがあります。

Micro-USB A端子Micro-USB A端子。

台形ではなく長方形になっています。


タイプAのケーブルだけではなく、汎用的に使われている Micro-USB Bのケーブルも繋ぐことができます。Micro-AB端子ともいいます。ただこの端子のある機器は限定的です。

Lightning

Android OSを搭載したスマートフォンやタブレットなどが、主にMicro USBを使っていたのに対し、AppleのiPhoneやiPadなどは、Lightning(ライトニング)という独自の規格を使っていました。Lightningもデータ転送や充電に対応しています。データ転送速度はMicro USB(USB2.0)とほぼ同等です

iPhoneはiPhone 15から、iPad(無印)は第10世代から、これまでのLightningからUSB-Cへ変更となっています。

スマートフォンやタブレットでは、Android OSを搭載した製品もApple製品(iPhone・iPad)もUSB-Cに完全に移行していくことになります。

ただ現時点では、Micro-USB搭載機器もLightning搭載機器も使用しているユーザーは多く、旧規格とはいえ普及しているインターフェースのひとつです。