イメージバックアップ・クローンディスク作成の有名ソフト

Acronis アクロニスとはそもそも何か?といいますと

データバックアップやディスク管理などを手がける世界で最も有名なソフトウェア会社です。

Acronisのソフトは、ハードディスクやSSDのメーカーに配布されていることも多く、ハードディスクやSSDにセットで同梱されていることもあります。

Acronisにもいろいろな種類のソフトがあるのですが、一番良く知られているのが Acronis True Imageです。

Acronis True Imageは、CドライブやWindowsを丸ごとバックアップしたり、HDDからHDD、HDDからSSDなどのコピー・クローン作成ができるソフトです。

イメージバックアップやHDDコピー・クローン作成ができる有償版のソフトでは、最も信頼性が高く有名なソフトです。

毎年バージョンアップを繰り返していて、Acronis True Image 8、LE、11、2009、2010、2011、2012、2013などがあります。機能面では最新のバージョンの方が優れていますが、基本的な使い方はバージョンが変わってもほとんど同じです。

ここでは、Acronis True Image 2012を使い Acronisとはどういうものか?基本的な使い方を紹介しています。

機能

Acronis True Imageを起動します。

アイコン

管理画面

管理画面

どのバージョンのAcronisにもいえることですが、主に使用する機能は2つです。

バックアップとリカバリー、そしてHDD→HDD、HDD→SSDなどのクローン作成になります。

システムのバックアップ

システムのバックアップを行うことができます。

Cドライブのバックアップを行うことで、Windows・プログラム・データなど今の状態を丸ごとバックアップすることができます。

リカバリ

バックアップしたイメージファイルから、Windowsをリカバリ(復元)することができます。

ディスクのクローン作成

HDDからHDD、HDDからSSDなどへクローンを作成することができます。


使い方

それぞれの使い方を実践を交えて紹介しています。

バックアップ

ここでは例として Windows XPのパソコンでハードディスクが2台搭載されているパソコンで解説しています。

システムのバックアップを行います。

システムのバックアップ

Acronisでは、保存先を自分で決めることができます。

2012では、特に何もしなくてもソフト側で 適切なバックアップ場所を決めて マイバックアップというフォルダを作成してくれます。

マイバックアップ

自分でバックアップ先を指定する場合は、参照ボタンなどで変更することもできます。

参照

オプション設定はデフォルトで適切な設定になっているのでこれも変更することはあまりありません。

オプション設定

  • スケジュール・・決まった日時にバックアップを行い自動化できます。デフォルトではオフ
  • バックアップスキーム・・バックアップの形態を選びます。デフォルトでは初回は完全バックアップ、2回目移行は増分バックアップ
  • バックアップ名・・バックアップしたファイルに付く名前です

今すぐバックアップをクリック

今すぐバックアップ

バックアップが始まります。バックアップはWindowsが起動している状態で行われます。

バックアップ中

この画面でバックアップは終わりです。

終わり

バックアップ後、Dドライブを見ると作成された マイバックアップというフォルダがあります。

フォルダ

このフォルダの中にバックアップされた 拡張子 .tibのイメージファイルがあります。バックアップ名がファイル名になっていることが分かります。

拡張子 tib

イメージファイルではありますが、クリックして中のフォルダやファイルを見ることもできます。

フォルダやファイルは削除できませんが、フォルダやファイル単体でコピーすることはできます。例えばパソコン操作で間違えてフォルダやファイルを削除したという時でも、フォルダやファイル単体でコピーして復元するということも可能になります。

コピー

リカバリー

Widows上からCドライブのリカバリー(復元)を行う方法です。

リカバリーを行います。

リカバリー

過去バックアップしているものが自動的に表示されます。手動で選ぶ場合は、バックアップの参照から指定します。

自動的に表示

今すぐリカバリーするで進みます。

バージョンは複数バックアップをとっている場合に日付や時間が表示されるので復元したいファイルを選びます。MBRの復元も行いたい場合は、MBRを表示するをクリックします。通常は MBRの復元は行わなくてもCドライブは復元されます。デフォルトではMBRの復元は行われません。

パーティションのプロパティをクリックすると、パーティションサイズの変更ができます。

いますぐリカバリー

再起動するようにメッセージが表示されます。

メッセージ

パソコンが再起動してリカバリー(復元)が行われます。チェックをいれておくとリカバリー後パソコンが自動的に再起動もしくはシャットダウンします。

再起動

バックアップしていた時点のWindowsに復元されます。

デスクトップ画面

クローン

HDD→HDD、HDD→SSDなど現在のデータ・プログラムをそのまま移行させて Windowsを使用するときなどによく使われる機能です。

ディスクのクローン作成から進みます。

ディスクのクローン作成

クローンモードには、自動と手動があります。パーティションが複数ありクローン先でのサイズを変更したい場合は、手動で行います。パーティションが1つであったり、同じ容量のHDD間でのコピーなどでは通常は自動を選択します。

クローンモード

ソースディスクを選びます。ソースディスクとは現在使用しているハードディスクで、コピー元のハードディスクになります。

ソースディスク

ターゲットディスクを選びます。ターゲットディスクとは、コピー先・クローン先となるディスクです。

ターゲットディスク

確認画面では、ターゲットディスクのコピー後のレイアウトが表示されます。

確認画面

再起動させます。パソコンが再起動してコピー・クローン作成が行われます。

再起動

パソコンが再起動してコピー・クローン作成が行われます。

クローン作成中

クローン作成後、ハードディスクやSSDなどクローン作成したディスクをパソコンに取り付けて Windowsを起動することができます。

Acronis 2012移行でクローン作成を行うと、非AFTハードディスク→AFTハードディスク、非AFTハードディスク→SSD(4Kブロックタイプ)などでもアライメント調整しながらコピーが行われます。

なので Windows XPでアライメントがずれるということは基本的にありません。

起動ディスクの作成と使い方

Acronisでは、起動ディスクを作成することができます。

Windowsが起動する状態では、Windows上でAcronisを起動させて復元作業を行うことができますが、Windowsが起動しない状態ではこの方法は使えません。

こうした時に 起動ディスクがあると、Windowsが起動しない状態でもCDからAcronisを起動させて復元作業を行うことができます。ただしAcronisはインストールDVDが起動ディスクとしても利用できるので、別途 CDで起動ディスクを必ず作成しなければならないというわけではありません。

ツールとユーティリティ→レスキューメディアビルダ。

レスキューメディアビルダ

ウィザードに従い作成します。

ウィザード

チェックを入れて次へ。

チェック

次へ。オプション設定は上級者向けです。設定する場合はヘルプを参考にします。

オプション

基本的にCDドライブで作成します。光学ドライブを指定して次へ。

光学ドライブ

空きのCDを入れて、実行をクリックします。起動ディスクの作成が始まります。

作成

CDから起動させます。

CDから起動

通常起動と同様にCD起動からもバックアップ、リカバリー、クローン作成などの機能が使用できます。

機能


関連情報