CHAR関数(文字コード→文字変換)

キャラクター

CHAR関数は、文字コード(ASCIIあるいはJISのコード)を文字に変換する関数です。

例:CHAR関数を入力。引数にセルを指定。引数に直接数値を入力することもできます。

CHAR関数

Enterで結果が表示されます。文字コード 9250(10進数)に対応した文字は「あ」となります。

文字に変換

オートフィルの結果。33~126がASCIIに対応した文字、それ以外はJISコードに対応した文字に変換されます。文字コードに対応している文字がある場合のみ表示されるため、対応のない場合はエラーなどが表示されます。

ASCIIコードやJISコードに対応した文字

例:ROW関数との組み合わせ。ROW関数で行番号を取得し それに61を足します。合計で65にするとAとなります。

ROW関数との組み合わせ

オートフィルの結果。アルファベットの連続データが表示されます。中央揃えで表示。どのセルも行番号+61となるため、それぞれのセルに対応した文字が表示されます。

アルファベットの連続データ

横にアルファベットの連続データを表示させる場合は、ROW関数ではなくCOLUMN関数を使い =CHAR(COLUMN()+63)のようにします。B4に入力すると COLUMN()で2列目の2を取得します。

例:CODE関数との組み合わせ。上のセルの文字コードに1を足して、対応した文字を返します。

CODE関数

オートフィルの結果。同様にアルファベットの連続データが表示されます。仮に B4がLであれば、L~Uまでの連続データとなります。

アルファベットの連続データ

CHAR関数の引数である文字コードは、10進数であるため 16進数の文字コードを入力することはできません。16進数の文字コードは、HEX2DEC関数などで一度 10進数に変換する必要があります。

CHAR関数と反対の関数に、CODE関数があります。CHAR関数は文字コードを文字に変換、CODE関数は文字を文字コードに変換する関数です。