CHISQ.TEST関数(カイ二乗検定・p値)

カイ・スクエアド・テスト

CHISQ.TEST関数は、カイ二乗検定においてp値を返す関数です。クロス集計表の実測度数の表と期待度数の表から検定を行うことができます。

引数には、実測値の範囲と期待値の範囲の2つを使います。事前に期待度数の表を作成します。

例:CHISQ.TEST関数を入力。引数に実測値の範囲(C5:D6)と期待値の範囲(C11:D12)を指定。行と列の合計である周辺度数や総度数は含めずに、変数の交差するセルのみ選択します。

CHISQ.TEST関数

結果が表示されます。

p値

p値は確率を表しており、0.01とあれば1%、0.07とあれば7%になります。

1%より低ければ、1%の有意水準で帰無仮説を棄却、5%より低ければ5%の有意水準で帰無仮説を棄却し、対立仮説を採択します。

つまり p値が1%や5%より低ければ、2つの変数(行と列)には関連がないという帰無仮説のもとでは、このような期待度数と実測度数の乖離はほとんど起こらない、2つの変数(行と列)には関連があると判断することができます。

カイ二乗検定は、一般的にΧ2を算出した後に行いますが、CHISQ.TEST関数にΧ2値の計算まで含まれているため、実測度数と期待度数の表を作成さえしていれば、カイ二乗検定を行うことができます。また、行列それぞれ -1して掛け合わせたものが自由度となりますが、自由度の計算も自動で行われます。

ただ、Χ2値は表示されません。

同じクロス集計表では、CHISQ.TEST関数とCHISQ.DIST.RT関数の結果は同じになります。CHISQ.TEST関数は 実測値範囲と期待値範囲から p値を算出、CHISQ.DIST.RT関数は カイ二乗値と自由度から p値を算出します。