CHOOSE関数(インデックスとリスト)

チューズ

CHOOSE関数は、インデックスからリストにある値を取り出す関数です。インデックスとは第1引数に指定される番号、リストとはインデックスの番号に対応し順に並んでいるデータのことです。

例:CHOOSE関数を入力。第1引数に値の入っているセル、第2引数以降に文字列。文字列はダブルクォーテーションを使います。

CHOOSE関数

Enterで結果が表示されます。インデックスの2に対応した リストの2番目の文字列であるBが表示されます。右寄せで表示。

リストから値の取り出し

オートフィルの結果。

オートフィルの結果

CHOOOSE関数は、プログラミングにおける配列と類似しています。

プログラミングの配列とは、データを格納する入れ物で複数のデータを順に格納していくことができます。データは1番目・2番目のように番号がついており、1や2と指定すると配列からデータを取り出すことができます。プログラミングではこの番号のことを添字といいます。

ExcelのCHOOSE関数では、インデックスに1~254の数値、リストに1~254のデータを入力することができます。リストには、数値・文字列などのデータの他にセル・数式・関数なども使うことができます。

何らかのデータを1~10などの数値で振り分けて分類したり、異なる処理を行うなどの使い方が考えられます。