CORREL関数(相関係数)

コリレーション

CORREL関数は、2組のデータの相関係数を返す関数です。相関係数とは、2組のデータの関連性の強さを示す指標のこと。

引数には2つのセル範囲を使います。

例:CORREL関数を入力。B列とC列のデータを引数に指定。

CORREL関数

相関係数が表示されます。ホーム→数値で小数点の桁数を変更することができます。小数点第2位までであれば、相関係数は 0.75となります。

相関係数

相関係数は rと表され、1≧r≧-1の値をとります。0に近いほど相関がない状態、1や-1に近いほど相関がある状態になります。

また、0~1の正の値をとる相関を正の相関、0~-1の負の値をとる相関を負の相関といいます。

2つのデータ範囲を指定して、挿入タブ→グラフから散布図を表示させることができます。

散布図

正の相関は Xが増えればYも増える右肩上がり、負の相関は Xが増えればYが下がる右肩下がりとなり、直線的な傾向があることから 線形関係ともいいます。

CORREL関数と同様の関数に、PEARSON関数があります。両方とも同じ結果を返す関数です。