LOG10関数(常用対数)

ログ・ベース・テン

LOG10関数は、10を底とする数値から対数を返す関数です。

an=bは、n=logabと表すことができ、aを底、bを真数、指数部分であるnを対数といいます。LOG10は、10を基準(底)としているため、10n=bの指数部分 nを求めることになります。常用対数といいます。

例:LOG10関数を入力。引数に数値を指定。

LOG10関数

Enterで結果が表示されます。10n=100で、指数部分であるnが求められます。

常用対数

例:引数にセルを指定。

セルを指定

オートフィルの結果。10oは1、101は10となります。

常用対数

LOGの式は数学上の定義から、a>0かつa≠1、b>0となっているため、引数に負の数を入力するとエラーとなります。

LOG10関数と類似した関数に、LOG関数があります。LOG10関数は 10を底としているため 真数のみ指定します。LOG関数は 真数と底を指定します。