RANK.AVG関数(順位)

ランク・アベレージ

RANK.AVG関数は、数値データの順位を返す関数です。

例:RANK.AVG関数を入力。引数にセルとセル範囲を指定。第3引数に0、あるいは何も入力しない場合は、降順(数値大→小)での順位なります。

RANK.AVG関数

Enterで結果が表示されます。B5の76は、数値データの中で大きい方から4番目になります。

降順での順位

例:引数にセルとセル範囲、第3引数に1を指定。昇順(数値小→大)での順位になります。

セルとセル範囲、第3引数を指定

Enterで結果が表示されます。B5の76は、数値データの中で小さい方から7番目になります。

昇順での順位

例:引数にセルとセル範囲を指定。

セルとセル範囲を指定

オートフィルの結果。

オートフィルの結果

同じ数値がある場合は、平均の順位になります。B7とB10は ともに74なので、(5+6)/2=5.5となります。5.5の次の順序は、7となります。

平均の順位

RANK.AVG関数は、降順か昇順で使いますが、降順で使う場合は第3引数の入力を省くことができます。

RANK.AVG関数に類似した関数として、RANK.EQ関数があります。RANK.AVG関数では、同じ数値は順位の平均となりますが、RANK.EQ関数では、同じ数値は同じ順位が表示されます。