TRUNC関数(切り捨て)

トランク

TRUNC関数は、数値を指定した場所で切り捨てて返す関数です。

例:TRUNC関数を入力。引数にセルと数値を指定。第2引数に何も入力しない場合は、既定値である0となり 整数での表示となります。

TRUNC関数

例:Enterで結果が表示されます。

切り捨て後の数値

オートフィルの結果。

オートフィルの結果

第2引数による違い。

第2引数による違い

第2引数に、2と入力した場合は小数点第3位以降を切り捨て、-1と入力した場合は1の位が切り捨てとなります。

TRUNC関数は、0で整数表示というのが基準となります。小数点を切り捨てる場合は 0・1・2・3、整数部を切り捨てる場合は -1以下の数字を使います。

TRUNC関数と類似した関数に、INT関数ROUNDDOWN関数があります。

TRUNC関数とINT関数は、ともに整数にする関数ですが、負の数の場合に違いがあります。またTRUNC関数とROUNDDOWN関数では、第2引数を省略できるかどうかという違いがあります。