UNIQUE関数(重複のないデータ)

ユニーク

UNIQUE関数は、指定した範囲から重複のないデータ、一意のデータを返す関数です。

引数には、セル範囲、行・列の選択、抽出方法の3つがあります。

第2引数は 列がTRUE・行がFALSE、第3引数は 重複がある場合 データそのものを非抽出にする方法がTRUE、重複がある場合 1つだけ抽出する方法がFALESEになります。

行に対して重複のないデータを1つだけ抽出する場合、第2引数と第3引数は省略することができます。

例:UNIQUE関数を入力。引数にセル範囲、FALSE、FALSEを指定。

UNIQUE関数

Enterで結果が表示されます。3つあるAは、1つだけ抽出されます。

重複のないデータ

例:同様に関数を入力。引数にセル範囲、FALSE、TRUEを指定。

UNIQUE関数

Enterで結果が表示されます。重複のあるAとBは、非抽出になります。

結果の表示

例:COUNTA関数との組み合わせ。行に対して重複のないデータを1つだけ抽出するため、UNIQUE関数の第2引数と第3引数を省略。

COUNTA関数との組み合わせ

重複のないデータの個数が表示されます。A・B・C・D・Eの5つとなります。

重複のないデータの個数

行に対してユニークなデータを抽出する場合、2つの列の組み合わせを範囲として指定することができます。この場合も重複のないユニークな組み合わせを抽出することができます。

UNIQUE関数は、別の表を作成する場合や他の関数と組み合わせて使うことが考えられます。