YEN関数(通貨記号・円マーク)

エン

YEN関数は、数値に通貨記号(円マーク)を付けて返す関数です。

例:YEN関数を入力。引数に数値 15800を指定。第2引数は省略することができます。

YEN関数

Enterで結果が表示されます。数値が桁区切りとなり円マークが付きます。右寄せで表示。関数入力時に数値が桁区切りになっている場合も同様の結果となります。

円マーク

例:文字列を結合する &(アンパサンド)との組み合わせ。

&との組み合わせ

円マークと末尾にハイフン(横棒)が付きます。右寄せで表示。

円マークとハイフン

YEN関数には、第2引数があり 数値を指定した位で四捨五入することもできます。

例えば、=YEN(15800,0)とすると ¥15,800、=YEN(15800,-3)とすると ¥16,000、=YEN(15800,2)とすると ¥15,800.00となります。円では小数点で表記することはないため、仮に第2引数を使う場合は -1以下の数値となります。-1であれば 1の位を四捨五入、-2であれば10の位を四捨五入のようになります。

YEB関数は、Excelで作成する見積書や請求書など 通貨記号(円マーク)を付ける際に使うことができると考えられます。

YEN関数と類似した関数に、DOLLAR関数があります。YEN関数は数値に円マークを付けて返す関数、DOLLAR関数はドルマークを付けて返す関数です。