セルの参照方法

Excelでは、セルの参照方法として 絶対参照と相対参照があります。

数式のコピーなどの操作を行った際に、参照しているセルを固定するのが絶対参照、参照しているセルを移動させるのが相対参照です。

  • 絶対参照・・セルを固定、絶対的な場所を参照
  • 相対参照・・セルを移動、相対的な場所を参照

絶対参照

例えば、B5~B9のセルにある数値と、D3のセルにある数値を掛け算するとします。D3ではなくC4などにあった場合も同様です。

セルの数値

数式は演算子を使って入力します。B5とD3の乗算になります。

数式

数式内のD3のところにカーソルがある状態で、F4キーを押して $D$3に変更します。Dと3の前に$ ドルマークが付きます。

Enterで数式の結果が表示されます。

数式の結果

セルの右下のマークをドラッグして、下のセルにコピーします。これをオートフィルといいます。

オートフィル

他のセルにも数式の結果が表示されます。

数式の結果

右下のオートフィルのマークは、他のセルをアクティブにした後に スペースキーで消すことができます。

オートフィルのマーク

C9の数式を確認すると、=B9*$D$3になっています。C5→C9の移動に伴い B5→B9のように相対的にセルを参照することを相対参照、C5→C9のように移動しても D3のセルを参照することを絶対参照といいます。

C9の数式

絶対参照の入力では、数式内のD3のどこかにカーソルがある状態で F4キーを押すと、以下のように切り替わります。

  • D3
  • $D$3・・列・行の固定
  • D$3 ・・行の固定
  • $D3 ・・列の固定

絶対参照では、列・行の両方を固定するのが一般的です。F4キーではなく直接入力することもできます。固定する対象である 列・行の前に$を付けます。

前述の例では、D3が下に移動することになるため。D3のままの入力では、D4~D9のようになります。この場合、行を固定すればよいため $D$3の他に D$3でもよいということになります。

D$3のように行を固定すると、縦のオートフィルで 行が固定され D$3・D$3・D$3・・のように変化しません。横にオートフィルを行うと E$3・F$3・G$3・・・のように変化します。

また $D3のように列を固定すると、縦のオートフィルで 列が固定され $D4・$D5・$D6・・のように変化します。横にオートフィルを行うと $D3・$D3・$D3・・・のように変化しません。

このD$3や$D3のように、オートフィルの方向によって絶対参照・相対参照を使い分けることを、複合参照といいます。

相対参照

例えば、以下のような表があるとします。

表

イコールから数式を入力、B5とC5の乗算とします。。

数式

Enterで数式の結果が表示されます。

数式の結果

オートフィルを行います。

オートフィル

他のセルにも数式の結果が表示されます。

数式の結果

D9の数式を確認すると、=B9*C9になっています。つまり D5の数式は、B5→B9、C5→C9と相対的にセルを参照して変化していることになります。

D9の数式

このように相対参照は、横に並んでいるセル・数値を数式にして、オートフィルを行う際に使われることが多くなっています。