メールの送受信トラブル

メールには送信・受信とがありますが、どちらかができない、または送受信ともにできないということがあります。

メール送受信では、パソコン・メールソフトとサーバー・プロバイダが関わっており、いずれかでトラブルが起きると、メールの送受信ができなくなります。

このページでは、メール送受信におけるトラブルの原因と対策について紹介しています。

ドメイン・プロバイダ

メールの@マーク以降をドメインといいます。

@マーク以降は、独自ドメインであったりプロバイダのドメインになっているのですが、何らかの問題でこのドメインが使えなくなっている、無効になっていることがあります。

具体的には、ドメインが失効している、プロバイダの契約が切れているということです。この場合は、メールは送受信ともに突然使えなくなります。

事例としては非常に少ないのですが、会社や事業所などで複数台のパソコンでメールが一斉に使えなくなった場合などは、ドメインやプロバイダの契約が切れていないかどうか、確認が必要です。

サーバー

メール送受信は、必ずサーバーを経由して行われます。

プロバイダのメールならプロバイダのサーバー、独自ドメインならレンタルサーバーです。サーバーで何らかのトラブルが起きると送受信できなくなります。

プロバイダのサーバーでは起きにくいのですが、レンタルサーバーではしばしば障害が発生しメール送受信ができなくなることがあります。

プロバイダやレンタルサーバーのホームページで、障害情報として告知されていることもあるため、確認する必要があります。

メールサーバー

使用しているメールソフトで、「サーバーにコピーをおく」に設定している場合、メールソフトでメールを受信しても、サーバーにメールは残るようになっています。

「コピーをおく」では サーバーにメールを保管しておく期間が設定できますが、長い期間を設定している場合に、メールサーバーにメールがたまり容量が限界まで使われていることがあります。この場合、メールの送受信に問題が起きる時があります。

メールの送受信を頻繁に行ったり 添付ファイルを多く受信するような会社や事業所でしばしば起きるトラブルです。

メールの送信はできるが、受信ができないという傾向があります。

Webメールにログインして受信メールを削除したり、メールソフトの「サーバーにコピーをおく」設定の解除が必要になることがあります。

セキュリティ対策ソフト

セキュリティ対策ソフトのファイアーウォール設定でメールの送受信ができないこともあります。

一時的に セキュリティ対策ソフトのファイアーウォール設定を停止するか、セキュリティ対策そのものを停止してどうなるか試してみます。

メールソフト

メールソフトの設定が間違っていることもあります。

何らかのかたちで設定がずれている、またプロバイダ側で設定変更するようアナウンスされているということもあります。

プロバイダやレンタルサーバーのホームページへ行き、メールソフトの設定が正しいかどうか確認することも大切です。

その他

メールソフトの不具合はまれに事例としてあります。他のメールでアカウント設定を行ってどうなるか試してみるという方法もあります。

メールソフトの不具合は ハードディスクの不良やウイルス感染などのパソコンで起きやすいと考えられます。

パソコンの状態が悪いという場合は、ハードディスクの検査をしてみたほうがいいでしょう。