メモリーとは

メモリーとは、データを記憶する部品のことです。英語でmemoryとは記憶を意味します。

メモリーは、大きく分けて読み出し専用のROM(ロム)と、読み書き両方できるRAM(ラム)とがありますが、一般的にメモリーという時は、パソコン内のRAMであるメインメモリーのことを指します。データやプログラムを一時的に記憶する部品のことです。

分かりやすく例えると机や作業台です。何かの課題に取り組んでいるとします。書類や辞書を並べたり、筆記用具をおいたり、参考書を開いたり・・・

机の上が広ければ広いほど作業はしやすいし、はかどりますよね?それと大変似ています。

メインメモリーもパソコンを使っているときや何かのプログラムを開くときに、作業台のように利用されます。ですからこのメモリーの数値は、パソコンの動作速度に影響を及ぼします。




メモリーの確認

マイコンピュータ右クリック→プロパティ。デスクトップ上にマイコンピュータがない場合、左下スタートメニューのなかにあります。 マイコンピュータを右クリック

XPでの見方。メモリーの単位はMBやGBになります。。機種により256MBあるが224MB、512MBが480MB、2GB(2048MB)が1.99GBと表記されていたりします。
実際のメモリー搭載量と異なるのは、メモリーの一部がグラフィック機能(パソコンの画面描画)に使用されているためです。 XP

Vistaや7での見方。 Vistaや7

デスクトップパソコン用メモリー。細長いのが特徴です。基盤(緑)、チップ(水色)、端子部分(赤)などで構成されています。端子部分の切り欠けの場所がメモリーの種類・規格によって違ってきます。

デスクトップ用の細長いメモリーを DIMMともいいます。

デスクトップPC用メモリー

ノートパソコン用メモリー。デスクトップより一回り小さくなります。SO-DIMMともいいます。
ノートPC用メモリー

メモリーはマザーボードのメモリースロットに付いています。
メモリースロット

ノートパソコン。
ノートパソコンのメモリースロット

容量の単位

昔のWindows 98のパソコンでは、メモリー1枚の容量は32MBや64MBとかでした。

今のメモリーも32MBや64MBの延長で、倍数になっていることが分かります。32MB×8=256MBなど。

256MBの倍数と覚えると分かりやすいと思います。市販されているメモリーは256MB、512MB、1024MB(1GB)、2048MB(2GB)。最近では4096MB(4GB)や8192MB(8GB)のメモリーも登場しています。

種類・規格

メモリーには種類・規格があります。

メモリーの出された時期によってメモリーの性能や形状(切り欠け部分)が異なります。

最近の新しいメモリーであるほど容量が大きいものが増えており、同じ容量でも転送速度が速くなっています。

大きく分けると・・

主に下記のような規格があります。形状(切り欠け)も、SDRAM、DDR、DDR2、DDR3でそれぞれ違ってきます。(上が新・下が旧)

  • DDR3・・・PC3-6400、PC3-8500、PC3-10600、PC3-12800
  • DDR2・・・PC2-3200、PC2-4200、PC2-5300、PC2-6400
  • DDR・・・PC2100、PC2700、PC3200
  • SDRAM・・・PC100、PC133

DDRやDDR2の正式な名称は、DDR SDRAM、DDR2 SDRAMです。単にSDRAMというときは旧規格のメモリーかメモリーそのものを指します。

もう少し細かく分けると・・

またメモリーの規格はもう少し細分化して下記のように呼ばれることもあります。()の規格はあまり採用されなかったメモリーの規格です。(上が新・下が旧)

  • DDR3-1600・・・PC3-12800
  • DDR3-1333・・・PC3-10600
  • DDR3-1066・・・PC3-8500
  • (DDR3-800・・・PC3-6400)
  • DDR2-800・・・PC2-6400
  • DDR2-667・・・PC2-5300
  • DDR2-533・・・PC2-4200
  • (DDR2-400・・・PC2-3200)
  • DDR-400・・・PC3200
  • DDR-333・・・PC2700
  • DDR-266・・・PC2100

DDR3もDDR2もDDRもそれぞれ3つに分かれると考えると覚えやすいです。

同じ規格のメモリーでも、数字の大きいメモリーほどメモリーの転送速度は速くなります。ただし体感できるほどの速度差はほとんどありません。

だいたいではありますが、DDR3はWindows 7、DDR2はWidnows XP,Vista、DDRはXPの世代になります。

パソコンに増設できるメモリーは、マザーボード(チップセット)に左右されます。

どんなメモリーでも増設できるわけではなく、それぞれのパソコンに対応したメモリーというのがあります。

DDRかDDR2かDDR3のいずれかが対応メモリーになってくるというのが一般的です。

互換性

例えばパソコンによっては、DDR2のすべてのメモリーが対応しているということもあります。

この場合は、DDR2-800とDDR2-667をパソコンに付けても正常に動作します。

メモリーには下位互換性があるため、DDR2-800とDDR2-667のメモリーが付いていた場合、DDR2-667の速度で動作するようになっています。DDR2-800がDDR2-667の速度に合わせるわけです。

デュアルチャネル

デュアルチャネルとは、パソコンに同じ規格、同じ容量のメモリを2枚取り付けることにより、転送速度を向上させる技術のことです。

これはすべてのパソコンでいえることではなくて、そのパソコン(マザーボード)が対応しているかどうかになります。

デュアルチャネル対応のパソコンでは、例えば2GB×1枚のメモリーより、1GB×2枚のメモリーのほうが転送速度が速いといわれています。

ただし体感できるほどの速度差というのは、ほとんどありません。

3本1組で使うものを トリプルチャネルといいます。トリプルチャネルは一部のパソコン(マザーボード)で使用されています。




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