UNICODE関数(文字→Unicode変換)

ユニコード

UNICODE関数は、文字をUnicode(ユニコード)に変換する関数です。

Unicodeとは、世界の主な国で使われている文字や記号などを集めて対応させた文字コードのこと。

厳密には、文字列の先頭文字のみ抽出して 文字コードに変換します。

例:UNICODE関数を入力。引数にセルを指定。引数に直接文字列を入力する場合は、ダブルクォーテーションを使います。

UNICODE関数

Enterで結果が表示されます。「あ」に対応した文字コード(10進数)は 12354となります。

文字コード

オートフィルの結果。この例では、セルB10・B11・B13の英数記号は全角になります。

オートフィルの結果

D4に10進数を16進数に変換する DEC2HEX関数を入力。

DEC2HEX関数

オートフィルの結果。右寄せで表示。

16進数に変換

UNICODE関数では、任意の文字や記号のユニコードを調べる際に使うことができますが、一般的に文字コード表などでは16進数が使われているため、ひとつの式で16進数の文字コードを調べる場合は、=DEC2HEX(UNICODE(B4))のように入力することもできます。

Unicode一覧では、YYYXという表記で Yが縦軸 Xが横軸です。末尾Xの0~Fは Unicode一覧で横軸を表しています。

例えば、上記の「あ」は 3042となりますが、Unicode一覧では 縦軸0304 横軸2に「あ」があります。他に「カ」であれば 縦軸FF70 横軸6に「カ」があります。それ以外の文字や記号についても同様です。

UNICODE関数と反対の関数に、UNICHAR関数があります。UNICODE関数は文字をUnicodeに変換、UNICHAR関数はUnicodeを文字に変換する関数です。