自分のパソコンの性能を把握する

スペックとは、性能や機能という意味という意味です。

セキュリティソフトやゲームソフトなどを買ってインストールするときなどは推奨環境というのがありますので、自分のパソコンのOS、CPU、メモリー、ハードディスク(全体容量、空き容量)は最低限把握しておきましょう。

パソコンのスペックは動作速度、価格などパソコンを買うときの重要な目安となります。

マイコンピュータ右クリック⇒プロパティ
デスクトップ上にマイコンピュータがない場合、左下スタートメニューのなかにあります。

もしくはコントロールパネル→システム。
マイコンピュータ右クリック

赤線がOSでそのバージョン、青線がCPUでその種類と数値(GHz)、黄色線がメモリの数値(MB,GB 1024MBで1GB)。OSはService Packが適用されているかどうかがポイントです。SP1とかSP2の記載がない場合、サービスパックは適用されていません。
スペック

Vista,7もマイコンピュータ右クリック→プロパティか コントロールパネル→システムでスペックを知ることができます。青枠がOS、赤枠にCPU、メモリ、OSが32bit版か64bit版か載っています。
Vista

DirectX 診断ツール
Windowsでファイル名を指定して実行で、dxdiagと入力するとDirectX 診断ツールが起動しパソコンの基本スペック(OS,CPU,メモリ,グラフィック機能,ビデオメモリ,サウンド機能)などを知ることができます。




OS

OSOSはパソコンの発売された時期によって異なってきます。

SP(サービスパック)はアップデートが適用されているかどうかを示すものです。


OSには下記のような種類があります。(上にいくほど新、下が旧)

  • Windows 8・・・8.1(8のアップデート版)
  • Windows 7・・・SP1
  • Windows Vista・・・SP1、SP2
  • Windows XP・・・SP1、SP2、SP3

セキュリティ上、サービスパックは最新にしておくことが推奨されています。またソフトのインストール時などは最新のサービスパックか一つ前のサービスパックが適用されていないとインストールができないことなどもあります。

32bit OSと64bit OSの違いは、最大搭載可能メモリーです。32bit OSは4GBまで、64bit OSでは4GB以上(8GBや16GBなど)のメモリーを増設・使用することができます。

Windows XP、Windows Vistaはほとんどが32Bitです。一方 Windows 7は初期のものが32Bitで、最近のものはほとんどが64Bitになっています。メモリー増設を考慮した場合は64bitのほうがメリットは大きいのです。

CPU

CPUCPUには、Intel社製のものとAMD社製のものとがあります。

Intel社製のCPUのほうが割合としては多いです。

CPUにも歴史があり、日々開発・改良が加えられ処理の高速化・機能追加などが行われています。リリース時期によってCPUのブランド名が異なり、新しく出たCPUほど高速であると考えていいでしょう。

特にCPUの核の部分になるコアが一つか、二つか、あるいは4つかでCPUの性能は大きく違ってきます。クロック数よりも先ずはCPUブランド名で確認するといいでしょう。最近はパソコンを使用する機会が格段に増えてますので、マルチコアCPUがお勧めといえます。

ノートパソコンはCPUのブランド名の末尾にM(モバイルの意)やPなどが付くことがあります。Pentium MやCore Soloはともにシングルコアです。デスクトップのPentium 4の時期にリリースされたCPUになります。

CPUのブランド名は下記の通りです。(上にいくほど新、下が旧)

Intel

  • Core i7・・・コア4 (コア6有り)
  • Core i5・・・コア4 (コア2有り)
  • Core i3・・・コア2
  • Pentium G・・・コア2、Core iシリーズ廉価版
  • Celeron G・・・コア1、コア2、Core iシリーズ廉価版
  • Core 2 Quad・・・コア4
  • Core 2 Duo・・・コア2
  • Pentium Dual Core・・・コア2、Core 2 Duo 廉価版
  • Celeron Dual Core・・・コア2、Core 2 Duo 廉価版
  • Pentium D・・・コア2
  • Pentium 4
  • Celeron D

Intel(ノートパソコン)

  • Core i7・・コア2、コア4
  • Core i5・・コア2
  • Core i3・・コア2
  • Pentium B、P、U・・・コア2
  • Pentium 900番台・・・コア2
  • Pentium 2020M、2117U・・・コア2
  • Celeron Dual Core、Celeron B・・・コア2、一部シングルコア有り
  • Pentium M・・・コア1
  • Pentium 4・・・コア1
  • Celeron、Celeron M・・・コア1
  • Core Solo・・・コア1

AMD

  • Phenom II・・・コア2、コア4、Phenomの改良型
  • Athlon II・・・コア2、コア4
  • Phenom・・・コア2
  • Athlon X2 (Athlon 64 X2)・・・コア2
  • Athlon 64
  • Duron
  • Athlon

CPUのクロック数

同一世代のCPUは、クロック数が高いほど性能も高いというのが一般的です。例えば同じCore 2 Duoシリーズなら、2.4GhzのCPUより3.0GhzのCPUの方が上です。

世代が違うCPUの場合は、クロック数だけでは比較できません。例えばPentium 4の3.0GhzとCore 2 Duoの2.4Ghzなら世代の新しいCore 2 Duoの方が性能は断然上になります。

CPUの性能を決めるのはキャッシュ、クロック数、FSB、コア数などがあり、また消費電力も関係してくるので世代が新しいCPUほど総合的な性能が高い傾向にあります。特にコア数とクロック数が重要です。シリーズが異なると性能も差が付いてくるということになります。

メモリー

メモリーメモリーの単位は、MBやGBです。1024MBで1GBになります。

実際に搭載されているメモリーが1GBであっても、マイコンピュータのプロパティでは 0.99GBや896MBなど少なく表示されることがあります。

これはパソコンの画面描画(グラフィック)にメモリーが少し使われているからです。

メモリーはXPでは1GB、Vista,7では2GBは最低搭載されていないと、パソコンの動作が緩慢になりやすいといわれます。

推奨メモリーは、XPで2GB、Vista,7では4GB以上といわれています。

基本的にCPUの交換というのは、自作パソコンではできますがメーカー製パソコンではサポート外であり容易にできるものではありません。

しかしメモリー増設は方法も、パソコンのマニュアルに記載されています。メモリーの増設はパソコンのスペックをあげる簡単な方法で動作速度を改善することにもつながります。

ハードディスク

ハードディスクハードディスクの容量は年々大容量になっています。以前は40GB〜320GBぐらいが多かったのですが、最近では500GB〜2TB(2048GB)が増えてきています

ハードディスクの容量が多いほど記憶・記録領域が増え、データの読み書き速度も高速になるのが一般的です。

ハードディスクは接続規格、キャッシュ、回転数、プラッタ容量などで速度に違いが有り、年々ハードディスクの読み書き速度は向上しているので、ハードディスク交換によるパフォーマンス向上も可能です。

傾向として 5400回転のハードディスクは読み書き速度がやや遅いため パソコンが遅く感じられることが多くなります。

SSD

SSDSSDは、ハードディスクに変わる次世代の記憶デバイスで、最近のパソコンにはハードディスクの代わりにSSDを搭載しているものも増えています。

SSDはハードディスクのように物理的に回転してデータの読み書きを行っているわけではなくフラッシュ型の記憶デバイスです。容量は40GB〜256GBぐらいが主流ですが、データの読み書き速度は、ハードディスクよりかなり高速になることが実証されています。

グラフィック

グラフィックボードパソコンのビデオ出力を担うのがグラフィックです。

グラフィック性能によって表示できる解像度、描画力、3D画面への対応などに差が出てきます。

メーカー製パソコンでは グラフィックボードが付いていることはほとんどありません。マザーボードのチップセットやCPUがグラフィック機能を担当しています。

3Dゲームや立体を描画するソフトでは、マザーボードやCPUのグラフィック機能では性能が足りず満足に操作するができないということがあります。

こうした場合にグラフィックボードを増設します。

自作パソコンやBTOパソコンでは、グラフィックボードが付いていることが多いです。

主要なスペックは 上記のOS〜グラフィックまでがよくいわれます。

それ以外には下記のような箇所もあります。

解像度・液晶ディスプレイ

解像度画面の解像度は 画面のきめ細かさや作業領域がどれだけ確保できるか?という点に関係してきます。

一般的に画面の解像度は 液晶ディスプレイの大きさに関係してきます。


解像度の高いパソコンほど、画面がきめ細かで綺麗であったり 作業しやすいという傾向があります。

フルHD対応というのは、1920×1080の画面の解像度で使えたり、1080pのHD映像を全画面で表示できることになります。

内蔵無線LAN機能

内蔵無線LAN主にノートパソコンや一体型パソコンに関係してきます。

内蔵されている無線カードが2.4GHzのみ対応なのか?2.4Ghzと5GHz両方に対応しているのか?ということです。


両方に対応している場合は、無線LANで電波干渉の少ない5GHzの電波を拾うことができます。

USB3.0

USB3.0USB3.0端子は 青くなっていることが特徴です。

SSと記載されていることもあります。

USB3.0対応の機器と高速なデータ転送ができます。


USB3.0の端子が付いているパソコンは 比較的新しいパソコンであるといえます。

パソコンの動作が遅いという場合は、ハードディスクやメモリーなど他のデバイスが影響している可能性があります。

光学ドライブ

光学ドライブ光学ドライブもパソコンによって多少の違いはあります。

主にDVDコンボドライブ、DVDマルチドライブ、ブルーレイドライブがあります。





デバイスマネージャー

システム情報やDirectX 診断ツール以外では、デバイスマネージャーを使っていくつかのデバイスの情報を知ることもできます。

例えば搭載されている光学ドライブの種類やハードディスクの型番、グラフィック性能、無線LANアダプターの型番などです。

フリーソフトを使用した調べ方

パソコンのスペックは、フリーソフトを使用して調べることもできます。フリーソフトを使用すると、マザーボードの型番、メモリーの規格、メモリースロット別の状況、グラフィックチップ、グラフィックボードの種類など上記の方法では知ることができないパソコンの詳細な情報まで知ることができます。

Windows エクスペリエンス インデックス

Windows Vista,7では、Windows エクスペリエンス インデックスという評価ツールが搭載されています。このツールで各ハードウェアのスペックが指標で表され、どのハードウェアがスペック不足なのか知る手がかりにもなります。

またパーツ交換・増設後にどのぐらい性能が向上したか、数値で知ることもできます。

スペックを上げるには?

パソコンのスペックを上げるとは、性能を良くするということです。

具体的にいうなら、パソコンの起動や動作を早くし、動画再生・動画エンコードをスムーズにし3Dゲームなどにも対応できるようにすることです。

スペックを上げる場合は主に下記の作業があります。

すべてのパソコンで、共通して行える作業は、メモリー増設・ハードディスク交換・SSD交換などがあげられます。

ノートパソコンでは、グラフィックボードの増設はできませんし、メーカー製パソコンでは CPUの交換は基本的にサポート外となります。

スペックを上げる作業は、ノートパソコンよりデスクトップパソコンのほうが行いやすく、メーカー製パソコンより自作パソコンBTOパソコンのほうが行いやすいというのはあります。

自作パソコンでは、上記7つの作業がほぼすべて行える構成になっています。


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